プログラミングを勉強中の人「将来のためにプログラミングを勉強している。でもタイピングが苦手。ブラインドタッチなんて夢のまた夢。タイピングが苦手でもプログラミングスピードを上げる方法ってないかな?」
こういった疑問にお答えします!
この記事を書いている私はシステムエンジニア(SE)歴9年ほど。今はプログラミングをしつつ、システムの設計なども行っています。
プログラミングを勉強中のあなた。将来はエンジニアになることを目指しているのでしょうか。すばらしいですね!
でも、タイピングが苦手なあなた。エンジニアといえば高速ブラインドタッチをイメージしますよね。(カチャカチャカチャ・・・ッターンッ!)
自分はこのまま一生タイピングが遅いままで大丈夫なのだろうか?
と不安になっちゃいますよね。
安心してください。絶対に大丈夫です!タイピングは自然と速くなるし、タイピングを手助けしてくれるツールもあります。
というわけで、本記事では、プログラミングのタイピングが苦手なあなた向けに、現役SEの私が、タイピングが苦手でも大丈夫な理由と、プログラミングのタイピングを効率化するツールについて、解説します。
本記事を読めば、今よりも倍速でプログラミングができますよ。
それでは以下の順番で進めていきます。
- プログラミングのタイピングが遅くても問題ない件
- プログラミングのタイピングスピードを爆上げする方法
プログラミングのタイピングが遅くても問題ない件
実はプログラミングにおいて、タイピングが遅くてもそこまで問題ありません。(※もちろん速いことに越したことはありませんが)
プログラミングにおいてタイピングは重要ではない
エンジニアの仕事は、プログラミングを書くこと以外にもあります。ざっくり下記のイメージ。
- どういったシステム・サービスを作るか考える
- どういったプログラミングをするか考える
- 実際にプログラミングでタイピングする
上から順に価値(給料)が高い傾向になります。
いくらタイピングが速くても、どういったシステムを作るのか、どういったプログラミングをするのかを考えることができなければ価値が低いエンジニアです。
- プログラミングのタイピングがめっちゃ速いけど、システムの設計ができない
- プログラミングのタイピングは普通だけど、システムの設計はできる
上記2人のエンジニアがいた場合、価値が高いのは後者なんですよね。
タイピング速度は自然に速くなる
今、タイピングの速度が速くなくても大丈夫です。自然と速くなりますよ。
私もシステムエンジニアとして1年目のときは、ほとんどパソコンを使ったことがなかったので、マジでタイピングが遅かったです。どのくらい遅かったかというと、先輩に「よくそんなんでIT業界入ってきたな…」と心配されるくらいです(笑)
でも、今は無意識にブラインドタッチができるまで、タイピングが速くなりました。
どうやってタイピングが速くなったかというと、実は何もしていません。
システムエンジニアの仕事って、80%くらいはパソコン上でしか仕事をしないので、いつ頃から速くなったかなんて全く気にしないくらい自然にタイピングも速くなりました。
あなたが子どもの頃、自然と日本語を覚えてしゃべれたのと同じように、タイピングも自然と速くなりますよ。
ブラインドタッチができないエンジニアも普通にいる
ブラインドタッチができないエンジニアも普通にいます。
実は、私の隣に座っているベテランエンジニアの人もブラインドタッチができません。ブラインドタッチができないと、ちょっと見栄えが悪いですが、普通に優秀なエンジニアです。
下記の通り、ブラインドタッチができないエンジニアはいるようですね。
プログラミングでタイピングが遅くても問題ない
というわけで、プログラミングでタイピングが遅くても、どういったシステムやサービスを作るかを考える方が100倍以上重要なので、問題ありません。
「プログラミングの勉強よりもまずはブラインドタッチが必須!」という意見もありますが、ぶっちゃけ前述の通り、自然とタイピングスピードは上がってくるので、気にしなくてOK。
プログラミングのタイピングスピードを爆上げする方法
タイピングスピード自体は、プログラミングに重要ではないですが、確かに速いに越したことはないのは事実。
タイピングスピードは自然と速くなるので、ここではプログラミング全体を効率化できるツールについて解説します。
高機能のテキストエディタを導入して効率を上げる
プログラミングに完全に必須のツールがあります。それは「テキストエディタ」です。
私がオススメするのは、「Visual Studio Code」。
他にも「Atom」「SublimeText」「Vim」などが有名ですね。
なぜ必須なのかというと、「プログラミングを自動補完」してくれたり、「ソースコードのチェック」を自動でやってくれたりと、とにかくプログラミングの無駄なミスを少なくしてくれます。
また、拡張機能にも優れており、例えば「Code Spell Checker」という拡張機能を追加すると、
上記の通り、誤っている箇所をリアルタイムに教えてくれます。
どうですか?使いたくなってきましたよね。
「Visual Studio Code」は、エンジニアの中でも人気なテキストエディタなので、これを使っているだけで、少しはできるエンジニアに見えますよ(笑)
ショートカットキーを覚えて作業効率を上げる
プログラミングに限らず、PCの操作全般の作業効率を上げていきましょう。
そのうえで、ショートカットキーを覚えるのは必須です。最低でも下記は覚えておきましょう。
- 「Alt」+「Tab」 ⇒ アプリ切り替え
- 「Ctrl」+「C」 ⇒ コピー
- 「Ctrl」+「V」 ⇒ コピー
- 「Ctrl」+「S」 ⇒ 保存
- 「Ctrl」+「Z」 ⇒ 一つ前に戻る
- 「Ctrl」+「S」 ⇒ 一つ先に進む
プログラミング×ゲームでタイピングスピードを向上させる
プログラミングのタイピングスピードをどうしても上げたいなら、プログラミングを学びながら、タイピングスピードも上げることができるゲームがオススメ。
プログラミングが学べるオススメのゲームは下記の3つ。
特に3つ目の「コードガールこれくしょん」はオススメ。一見、萌え系のソシャゲっぽいですが、中身は結構まじめです。
様々なプログラミング言語に対応しており、実際に使われるソースコードが時間制限付きの問題となって出てくるので、問題を解いているだけで、プログラミングも学べるし、タイピングスピードも上がりますよ。
各ゲームの詳細については以下の記事をどうぞ。
補足:プログラミングの本質はシステム・サービスを組み立てる設計力
プログラミングのタイピングスピードを上げたり、高性能なエディタを使ったりして効率化できたとしても、それだけではあなたのエンジニアとしての価値は上がりません。
とりあえずなんでもいいので自分で一からサービス・アプリを作ってみてください。
プログラミングの本質はシステム・サービスを組み立てる設計力です。
ゼロから一を作る経験をたくさんして、プログラミングの設計力を高めてくださいね!
さいごに
本記事では、プログラミングのタイピングが苦手なあなた向けに、現役SEの私が、タイピングが苦手でも大丈夫な理由と、プログラミングのタイピングを効率化するツールについて、解説しました。
簡単に振り返ると、タイピングが苦手でも大丈夫な理由は下記の通り。
- プログラミングにおいてタイピングは重要ではない
- タイピング速度は自然に速くなる
- ブラインドタッチができないエンジニアも普通にいる
プログラミングのタイピングを効率化する方法は下記の通り。
- 高機能のテキストエディタを導入して効率を上げる
- ショートカットキーを覚えて作業効率を上げる
- プログラミング×ゲームでタイピングスピードを向上させる
あなたも、きっと自然とプログラミングのタイピングスピードは速くなります。無理せず自分のペースでプログラミングをしていきましょう!
以上です。