プログラミングが楽しくない人「プログラミングを初めてみたけど、全然楽しくない…プログラミング楽しいとか言っている人ってマジでなんの?どうしたら楽しくなるのかな?誰か教えて!」
こういった疑問にお答えします。
この記事を書いている私はシステムエンジニア(SE)として9年ほど働いています。今はプログラミングをしつつ、システムの設計なども行っています。
プログラミングが楽しくないと思っているあなた。その気持ち、すごくわかります。
私もSEとして働き始めたばかりのときに、初めてプログラミング言語を勉強しましたが、マジで意味不明で楽しくありませんでした。
あなたと同じ気持ちだったと思います。だって、
上記のソースコードを見て、楽しいと思いますか?ソースコードを見ただけで「ワクワクする」「楽しい」と感じる人は皆無のはず。(もしそんな人がいたら、ただの天才か変態です)
プログラミングが楽しくないと感じるのは、プログラミングに対する考え方や認識が誤っているから。
なので、プログラミングに対する考え方を変えましょう!
というわけで本記事では、プログラミングが楽しくないと感じているあなた向けに、現役SEが、プログラミングの対する考え方を解説します。
本記事を読めば、プログラミングに対する考え方がガラリと変わり、プログラミングを楽しむ方法がわかりますよ。
それでは以下の順番で進めていきます。
- プログラミング自体はそもそも楽しくない【ただの言語】
- プログラミングが楽しくないときの対処法【ゲームをせよ】
プログラミングそのものはそもそも楽しくない【ただの言語】
まず、そもそもですが、プログラミングそのものは楽しいものではありません。その理由について解説しますね。
プログラミング言語はただの言語
プログラミング言語(Java、PHP、Pythonなど)は「日本語」「英語」といった言語と同じと考えましょう。
プログラミングとは、コンピュータに何か伝える(命令する)ときに、「日本語」や「英語」では伝わらないので、プログラミング言語に翻訳することです。
翻訳するためには、まずはプログラミング言語の意味を覚える必要がありますよね。
この意味を“覚える”という行為を楽しいと感じる人は少ないはず。
例えば、小学校の国語の授業で、漢字を覚えるために、ノートに漢字を100回くらい書いて覚えようとしてませんでしたか?
確かに漢字を覚えるためには必要なことかもしれませんが、全然楽しくないですよね。
プログラミングも一緒。プログラミング教材やプログラミング学習サイトに書いてあるソースコードをいくら書き写しても、全然楽しくありません。
1文字でも間違えるとすぐにエラー
プログラミングは1文字でも間違えるとすぐにエラーになります(笑)
ソースコードを書く
↓
エラー
↓
書き直す
↓
エラー
上記の通り、エラーから、なかなか抜け出せなくて、イライラしたことがあるのでは?
例えば日本語の場合、
- 私が日本人です
- 私日本人です
上記の通り、「が」がなくても、何となく意味は伝わりますよね
英語の場合も、
- I have a book
- I have a books
上記の通り、「a books」となっても、何となく意味は伝わりますよね
しかし、プログラミング言語は違います。例えば、Pythonというプログラミング言語の場合、
- print(“私はかつひろです”)
- print(私はかつひろです)
2つ目はエラーになります。違いは「“”」で囲っているかの違いだけ、こういった単純なミスも、プログラミング言語は許してくれません。
イメージとのギャップがありすぎ
あなたは実際にプログラミングをする前は、プログラミング=カッコイイと思っていませんでしたか?
実際プログラミングをしてみてどうでしたか?
今はカッコイイというイメージは持っていないなず、実際は非常に地味な作業ですよね。
プログラミングができるようになると、
- 高速なブラインドタッチで流れるようにソースコードを書く(カチャカチャカチャ・・・ッターンッ!)
- ソースコードを高速で読み解きバグを発見
- 真っ黒いPCの画面(ターミナルやコマンドプロンプト)に大量のソースコードを書いて暗号化解除
上記のようなことを想像しますよね。
でも実際は
- ブラインドタッチなんてかなりの時間を費やさないと無理、ググる→ソースコードを書くの繰り返し
- ソースコードを読むだけでバグを発見するなんて無理、デバックしながらバグの調査
- ターミナルやコマンドプロンプトの入力を間違えて、何度も打ち直し
上記の通り。本当にトライ&エラーで進めていく感じですよね。
プログラミングが楽しくないのはまだ覚えようとしている段階だから
あなたがプログラミングを楽しくないと感じているのは、まだプログラミング言語を覚えようとしている段階だからです。
プログラミング言語の意味がわかってきて、あなたがコンピュータに伝えたいこと(命令したいこと)を、プログラミング言語に自由に翻訳できるようになれば、楽しくなりますよ!
プログラミングが楽しくないときの対処法【ゲームをせよ】
では次に、プログラミングを楽しく学ぶためには、具体的にどうすればいいのでしょうか?
プログラミングをする目的を無理に作らなくてもOK
プログラミングがつまらないのは、目的(どういったものを作りたいか)がないからだ!
と、よく聞きます。まあ確かにそうなんですが、ぶっちゃけそんな簡単に自分の作りたいものなんて思いつきませんよね。
これからの時代、プログラミングが必要だから、なんとなくプログラミングを始めた人もかなり多いはず。
私も「プログラミングって、なんとなく必要かな~」という感じで、始めましたが、9年ほど続いているので、無理にプログラミングをする目的を作らなくてもOKです。
プログラミングが楽しくないならゲームで学ぼう
プログラミングが楽しくないなら、ゲームを通してプログラミングを学んでみたらいかがですか?
「えー、ゲームとかどうせ子ども向けでしょ。微妙…」
と思いましたか?
でも、プログラミング教材やプログラミングサイトのソースコードの通りプログラミングをするよりかは、はるかに楽しいです。
本に書いてあるソースコードをタイピングする
↓
プログラミングを実行してみる
↓
想定通りの結果が出る(おしまい)
上記の通り。やっていることを文字におこしてみましたが、めっちゃつまらなさそうですよね。
でも、ゲームの場合は、
プログラミングの問題がでる
↓
問題を解くためにソースコードをタイピングする
↓
プログラミングを実行してみる
↓
自分の答えがあっているか確認する
↓
答えがあっているとゲームをクリアできる
上記の通り。単純に勉強するよりも、楽しそうですよね。
プログラミングが学習できるゲームとは
プログラミングが学べるゲームに少しは興味が出ましたか?
実際に私が体験して、楽しいと思ったプログラミングが学習できるゲームは下記の3つ。
各ゲームの詳細は下記の記事をご覧ください。
さいごに
本記事では、プログラミングが楽しくないと感じているあなた向けに、現役SEが、プログラミングの対する考え方とプログラミングが楽しくないときの対処法について、解説しました。
簡単に振り返ると、
- そもそもプログラミングは楽しいものではない。最初はつまらなくて当たり前
- プログラミング言語の意味が分かりようになって初めてプログラミングの楽しさがわかる
- プログラミングが楽しくないなら、プログラミングを学習できるゲームがオススメ
上記の通り。
本記事を読んで少しでもあなたのプログラミングに対する考え方がいい方向に変わったなら幸いです。
以上です。