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【事実】システムエンジニアに向いている人の特徴【現役SEが解説】

更新日:

自分がシステムエンジニアに向いているか気になる人「システムエンジニアに就職、転職を考えている。でも、システムエンジニアは大変って聞くし、自分がシステムエンジニアに向いているか不安。システムエンジニアに向いている人ってどんな人なんだろう?できれば現役システムエンジニアに教えてほしいな」

こういった疑問にお答えします!

この記事を書いている私はシステムエンジニアとして9年ほど働いている30代。さすがに9年も働いていると「あ、この人はシステムエンジニアに向いているな」「この人は向いていないな。すぐ辞めそう」など、判断できるようになってきました。

システムエンジニアに就職、転職しようと考えているあなた。新しいことへの挑戦、素晴らしいですね!

でも、実際にシステムエンジニアになる前に、自分がシステムエンジニアに本当に向いているか気になりますよね。現役システムエンジニアが教えるシステムエンジニアに向いている人の特徴を聞いてみたくはありませんか?

というわけで、本記事では、自分がシステムエンジニアに向いているかを知りたいあなた向けに、現役ステムエンジニアが、システムエンジニアに向いている人の特徴について、解説します。

本記事を読めば、あなたも自分がシステムエンジニアに本当に向いているかよくわかりますよ

3分ほど読み終わるのでどうぞお付き合いください。m(_ _)m

それでは以下の順番で進めていきます。

  1. システムエンジニアに向いている人とは【5つの特徴】
  2. システムエンジニアに向いていない人とは【3つの特徴】
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システムエンジニアに向いている人とは【5つの特徴】

早速、システムエンジニアに向いている人の特徴について解説するのですが…

その前に「そもそもシステムエンジニアってなに?」と思っているなら、以下をどうぞ。

では改めまして、システムエンジニアとして9年ほど働いている私が考えるシステムエンジニアに向いている人の特徴は以下の5つ。それぞれ解説しますね。

  • 人と話すことが苦手じゃない
  • 物事を理解するのが得意
  • 何ごとも調べる癖がある
  • ストレス耐性が高い
  • パソコンが苦手じゃない

人と話すことが苦手じゃない

人と話すことが苦手じゃない人はシステムエンジニアに向いています。

「え、システムエンジニアってパソコンの前でずっとカタカタしていればいいんじゃないの?」と思っているかもしれませんが、実際は全然違います。

実際は仕事の半分を人とのコミュニケーションに費やしているといってもいいでしょう。

例えば、お客さんと一緒にどういったシステムを作るのかを考えたり、システムの納期はいつにするかについてお客さんと話し合ったりと、お客さんと密にコミュニケーションを取ります。

また、お客さんだけではなく、システムを開発するプログラマーに作業指示をしたり、社内向けにシステム開発の進捗状況を定期的に報告したりと、とにかく人に説明することが多いのです。

このように意外にも人とコミュニケーションを取ることが多いので、人と話すことが苦手じゃない人が、システムエンジニアに向いていると言えるでしょう。

物事を理解するのが得意

物事を理解するのが得意な人は、システムエンジニアに向いています。

システム開発は「お客さんがやっている業務を効率化するために、一部の業務をシステム化する」ということが多いです。

そのため自分が経験したことのない「お客さんの業務」を理解することが必要になってきます。

具体的には以下のような感じ。

「手作業でやっている交通費申請の業務をシステム化したいんだけど」

「わかりました。現在、交通費申請はどのような流れで行っているのでしょうか?」

①領収書の現物を経理部に郵送してもらう
②経理部で領収書のチェック
③交通費を申請者の口座に入金
こんな感じ

「ありがとうございます。領収書の現物を郵送するのは結構なコストがかかっているのではないでしょうか。PDF化した領収書をシステムに取り込むことで郵送コストがなくなりますよ」

「領収書のチェックは人の目を通す必要があるので、システムの画面からPDFを開いて内容を確認する運用にしましょう。また、交通費の入金もシステム上からできるように開発しますね」

「なるほど、わかった」

上記の通り、「お客さんの業務」を理解したうえで、システム化について説明する必要があります。

このように自分が専門外の「お客さんの業務」を理解する必要があるので、物事を理解するのが得意な人が、システムエンジニアに向いていると言えるでしょう。

何ごとも調べる癖がある

何ごとも調べる癖がある人は、システムエンジニアに向いています。

システム開発において、障害やエラーは必ず発生するもの。

すぐに解決できるものであればいいのですが、中にはすぐに解決できないものもあります。そういったときに、諦めずにとことん原因を調査する必要が出てきます。

また、IT業界は日々新しいテクノロジーが生まれてくるので、自分が知らない技術もたくさん出てくるでしょう。

そういったときに「ふーん。気になるけど自分には関係ないからいいや」ではなく「気になるから調べてみるか」といった感じで、自ら調べて知識を増やしていかないと、いつまでも古い技術しか知らないシステムエンジニア(=価値の低いIT人材)になってしまいます。

このようにシステムエンジニアは調べるといった行為をすること多いので、何ごとも調べる癖がついている人が、システムエンジニアに向いていると言えるでしょう。

ストレス耐性が高い

ストレスに対する耐性が高い人は、システムエンジニアに向いています。

ストレス耐性が高い人とは何かというと、例えば「イヤなことがあっても次の日には忘れることができる人」「基本的にポジティブな人」など。

システム開発の現場では以下のようなことがよくあります。

  • 障害を起こしてしまったときにお客さん、上司から怒られる。報告書を書かされる
  • 納期に間に合いそうになく、納期前は終電帰りが続く

特に障害に関しては、システム=完璧なものというイメージがあるので「障害なんて絶対にありえない!」と言うお客さんがいたり、「なぜこんなミスを起こしたんだ!」と怒鳴る上司もいます。

システムエンジニアとして働いていれば、システムは完璧なものではなく、障害が発生する可能性をゼロにすることはできないとわかっているので、「システム=完璧なもの」というイメージを押し付けてくるお客さん、上司にはストレスが溜まります。

ちょっとネガティブなことを書いてしまいましたが、こういった感じで理不尽に怒られる場合があるので、ストレス耐性が高い人はシステムエンジニアに向いています。

パソコンが苦手じゃない

パソコンが苦手じゃない人は、システムエンジニアに向いています。

そもそも、システムエンジニアはパソコンがないと何もできません。

プログラミングをするにも、お客さん向けの資料を作るにもパソコンが必要です。

例えば、パソコンのショートカットキーを駆使するのが好きだったり、エクセルが得意だったりする人は、いつもパソコンを使っているシステムエンジニアに向いていると言えるでしょう。

システムエンジニアに向いていない人とは【3つの特徴】

それでは次にシステムエンジニアに向いていない人の特徴について解説します。

システムエンジニアに向いていない人の特徴は以下の3つ。それぞれ解説しますね。

  • 独自性が強すぎる
  • 真面目すぎる
  • そもそもパソコンが嫌い

独自性が強すぎる

独自性が強すぎる人はシステムエンジニアに向いていません。

システムは1人で開発するものではありません。ほとんどの場合は、開発チームを組んでお客さんと合意した設計書に沿って、システムを開発します。

チームを作って設計書通りにシステムを開発するわけですから、ある程度決められたルールに従って仕事をする必要があります。

独自性が強すぎて、チームメンバーとうまくコミュニケーションが取れなかったり、ルールを無視して自分のやり方を通そうとする人は、システムエンジニアに向いていません。

真面目すぎる

真面目すぎる人はシステムエンジニアに向いていません。

システムエンジニアは、お客さん、上司から無理な要求を言われることが多いので、すべてを言われた通り、真面目にこなそうとする人は、どんどん仕事量が増えて、最悪「うつ病」になってしまう場合があります。

私の先輩でもうシステムエンジニアを辞めてしまった人がいるのですが、その人はまさにこのパターンに当てはまりました。

例えば、お客さんからシステムの仕様変更依頼を簡単に受けてしまい、責任感からか他人には任せず、自分ですべてこなそうとしたり、上司から言われた無駄な資料作成などを特に反論もせず作っていました。

結果、その先輩は「うつ病」でやめることに。

このような感じで、真面目すぎる人は、必要以上に仕事が増えることが多いので、システムエンジニアに向いていません。

そもそもパソコンが嫌い

パソコンがそもそも嫌いな人はシステムエンジニアに向いていません。

システムエンジニアとパソコンは切っても切れない関係です。

パソコン自体が嫌い、タイピングも遅い、IT技術にも興味なし、というシステムエンジニアがたまにいますが、大抵すぐに辞めてしまいます。

システムエンジニアはパソコンを使って仕事をすることがほとんどなので、そもそもパソコン嫌いな人がシステムエンジニアを目指すのはやめた方がいいです。

最後に

今回は、自分がシステムエンジニアに向いているかを知りたいあなた向けに、現役ステムエンジニアが、システムエンジニアに向いている人の特徴について、解説しました。

簡単に振り返ると、システムエンジニアに向いている人の特徴は以下の5つ。

  • 人と話すことが苦手じゃない
  • 物事を理解するのが得意
  • 何ごとも調べる癖がある
  • ストレス耐性が高い
  • パソコンが苦手じゃない

システムエンジニアに向いていない人の特徴は以下の3つ。

  • 独自性が強すぎる
  • 真面目すぎる
  • そもそもパソコンが嫌い

あなたはシステムエンジニアに向いている人でしたか?

すべての特徴が当てはまらなくてもOKです。私自身いまだに人と話すことは苦手なのですが、何とかやっていけているので(笑)

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かつひろ

妻と娘が大好きな30代のシステムエンジニアです。家族と一緒に自由な暮らしを得るために、毎日ブログをコツコツ更新中。

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