※本ページの情報は2021年9月時点のものです。最新情報はCodeCampの公式サイトにてご確認ください。
CodeCampが気になっている人「CodeCampに通おうと思っているのだけど、CodeCampを卒業すれば、エンジニアに転職できるのかな?」
こういった疑問にお答えします!
本記事を書いている私は、プログラミング歴9年ほどの現役システムエンジニア(SE)です。エンジニアの採用経験もあるので、エンジニアの転職事情にもそこそこ詳しいです。
CodeCampの気になっているあなた。CodeCampでプログラミングスキルを磨き、エンジニアに転職することを目指しているのではないでしょうか。
新しいことへの挑戦は勇気のいること。そんな勇気のある一歩を踏み出そうとしているなんて、すばらしいですね。
でも、実際に申し込む前に、CodeCampを卒業すれば、本当にエンジニアに転職できるのか確認したうえで、申し込みたいですよね。
そこで本記事では、CodeCampが気になるあなた向けに、現役SEの私が、CodeCampで本当にエンジニアになれるのかについて解説します。
実際にCodeCampの運営側にも問い合わせをした内容を踏まえてお話しします。
本記事を読めば、CodeCampに通ってエンジニアになる方法がわかりますよ。
もし、本記事を読まないと、誤った認識でCodeCampを受講して、エンジニア転職に失敗してしまうかもしれません。
最初に結論を言うと「CodeCamp卒業後、そのままエンジニアになることは正直きびしいので、足りない部分をしっかり身につけよう」です。
3分ほどで読み終わりますので、最後までどうぞお付き合いください。m( _ _ )m
それでは下記の順番で進めていきます。
- CodeCampに通っただけでエンジニアに転職するのはちょっと厳しい
- CodeCampに通って着実にエンジニアに転職する方法
CodeCampに通っただけでエンジニアに転職するのはちょっと厳しい
CodeCampに通ってカリキュラムを一通り終えれば、エンジニアになれるわけではありません。
正直、CodeCamp卒業後、そのままエンジニアに転職するの正直厳しいです。
理由は下記の3つ。それぞれ解説しますね。
- 学習できるのはあくまでプログラミングの基礎部分
- Git、dockerなどエンジニアとして働くうえで絶対に必須なものがカリキュラムに含まれていない
- オリジナルサービスの開発がカリキュラムに含まれていない
学習できるのはあくまでプログラミングの基礎部分
CodeCampの各コースで学べるのはあくまでプログラミングの基礎部分だけです。
Webマスターコースを例にすると、実際にカリキュラム内で作成する成果物は下記に通り。
現役SEの私の意見としては、完全に基礎的な内容といった感じです。
もちろん基礎はハイパー重要なのですが、これだけでエンジニアになれるかというと正直微妙です。
Git、dockerなどエンジニアとして働くうえで絶対に必須なものが含まれていない
CodeCampのカリキュラムには、Gitやdockerなどエンジニアが業務上で絶対に使うツールが含まれていません。
Gitとdockerについてざっくり説明すると、下記の通り。
- Gitはソースコードを管理するツール
- dockerはシステムを開発する環境を作るツール
特にGitはエンジニアとして働く上で絶対に必要なツールなので、エンジニアになる前に覚えておいた方がいいものですよ。
CodeCampのカリキュラムにGitの学習が入っていないのは、エンジニアを目指す上では、正直微妙です。
オリジナルサービスの開発がカリキュラムに含まれていない
CodeCampのカリキュラムにはオリジナルサービスの開発が含まれていません。
実はオリジナルサービスの開発は結構重要なんですよね。
なぜなら、エンジニア転職をする上では、オリジナルサービスをポートフォリオ(作品)としてアピールした方がうまくいくからです。
エンジニアを採用側に立って考えて見るとイメージできると思いますが、実務経験のない人の実力を見るのって、その人が実際に開発したポートフォリオ(作品)を見ないとわからないんですよね。
なので、未経験がエンジニアを転職する上で、ポートフォリオ(作品)が必要になってきます。
オリジナルサービスをポートフォリオ(作品)とすれば、例え内容がショボくても、「エンジニアとしての向上心」「自分自身で物事を考える力」をアピールできるので、エンジニアを採用する側への印象も良いです。
ポートフォリオの重要性については、下記の動画で詳しく解説されているので、エンジニアになりたいなら、ご参考にどうぞ。
結論:CodeCampに通うだけではエンジニアになるのは正直厳しい
というわけで、下記3つの理由から、CodeCampに通うだけではエンジニアになるのは正直厳しいです。
- 学習できるのはあくまでプログラミングの基礎部分
- Git、dockerなどエンジニアとして働くうえで絶対に必須なものが含まれていない
- オリジナルサービスの開発がカリキュラムに含まれていない
仮にエンジニアになれたとしても、完全未経験でも入れるSES企業(※)だけだと思いますよ。
※SESとは自社ではなく別の会社で派遣エンジニアとして働くこと。マジでオススメしません。
補足:CodeCampGATEはエンジニア転職に特化したプログラム
スクールのカリキュラム通りに学習を行って、最終的にエンジニアになりたいなら、CodeCampGATEがありますよ。
CodeCampGATEは、CodeCampが運営するエンジニア転職を目的としたプログラムです。
CodeCampの通常コースにはない以下のサービスを受けることができます。
- Git、dockerの学習
- ポートフォリオの作成(オリジナルサービスではない)
- 専属のキャリアアドバイザーによるエンジニア転職サポート
これだけ充実していれば、エンジニア転職に必要なスキルは一通り身につきますね。
ただ、ちょっと残念なのが、ポートフォリオは作成するが、オリジナルサービスの開発は行わないということです。
CodeCampの運営に問い合わせた結果、ポートフォリオとしては、ECサイトをカリキュラム通りに開発して、インターネット上に公開するまでがゴールのようです。
受講生の中には、開発したECサイトに手を加えた上で、ポートフォリオとして使う人がいるようなので、そういった人はエンジニアへの転職活動もスムーズにいくでしょうね。
というわけで、エンジニアに転職する上で、手取り足取り教えてほしい人は、CodeCampGATEを選ぶのもありです。
※無料カウンセリングのみならお金は一切かかりません
※無料カウンセリングはいつ終わるのかわからないのでお早めに
CodeCampに通って着実にエンジニアに転職する方法
CodeCampに通うだけでエンジニアに転職するのは正直厳しいので、足りない部分はあなた自身で補う必要があります。
そこで、現役SEの私が勧める「CodeCampに通って着実にエンジニアに転職する方法」について解説しますね。
CodeCampに通って着実にエンジニアに転職する方法は下記の通り。それぞれ解説します。
- CodeCampでプログラミングの基礎を身に付ける
- CodeCampのカリキュラムをさっさと終わらせる
- CodeCampに通いながらオリジナルサービスを開発
- CodeCampの転職支援を受けてエンジニアに転職
CodeCampでプログラミングの基礎を身に付ける
まずは普通にカリキュラム通り進めて、プログラミングの基礎を身に付けましょう!
少なくてもソースコードをなんとなく理解できるレベルまでいけばOKです。
CodeCampのカリキュラムをさっさと終わらせる
次になるべく早くカリキュラムを終わらせましょう。
ここが結構ポイントで、現役エンジニアの講師とのマンツーマンレッスンの回数を残しておきましょう。
なぜなら、余ったマンツーマンレッスンで、エンジニアになる上でCodeCampのカリキュラムの足りない部分を補うからです。
CodeCampの運営に確認したところ、カリキュラム以外の質問やサポートを現役エンジニアの講師にお願いする場合は、カリキュラムの課題をすべて終わらせることが条件とのことでした。
つまり、さっさとカリキュラムを終わらせた方が、色々教えてもらうチャンスが増えるということです。
CodeCampに通いながらオリジナルサービスを開発
カリキュラムをさっさと終わらせたら、現役エンジニアの講師に、オリジナルサービスを開発するうえで必要なことを詳しく聞きましょう。
ここでのポイントは、Gitやdockerなどを使って、オリジナルサービスを開発するということです。
なぜなら、実際の業務と同じような開発手法が身に付くからです。
さらに、Gitやdockerを使って開発したオリジナルサービスをポートフォリオにすると、採用側の企業からも高く評価されますよ。
CodeCampの転職支援を受けてエンジニアに転職
オリジナルサービスのポートフォリオが作成し終わったら、エンジニアへの転職活動を行いましょう。
CodeCampの受講生なら、現役エンジニアの講師にエンジニア転職の相談ができます。
- どういった業界へ転職すべきか
- どういったエンジニアが稼ぎやすいのか
- 最終的にフリーランスとして稼げるようになるには何が必要か
など、色々な疑問をぶつけてみましょう。
そして、CodeCampが提携している下記のエンジニア向け転職サイトで転職活動を行いましょう!
さいごに:悩んでいる暇があったら行動しよう
本記事では、CodeCampが気になるあなた向けに、現役SEの私が、CodeCampで本当にエンジニアになれるのかについて解説しました。
振り返ると、
「CodeCamp卒業後、そのままエンジニアになることは正直きびしいので、足りない部分をしっかり身につけよう」
が結論でした。
そして、CodeCampに通って着実にエンジニアに転職する方法は下記の通りでした。
CodeCampでプログラミングの基礎を身に付ける
↓
CodeCampのカリキュラムをさっさと終わらせる
↓
CodeCampに通いながらオリジナルサービスを開発
↓
CodeCampの転職支援を受けてエンジニアに転職
最後に本質的なことをお伝えして終わりたいと思います。
「本当にCodeCampに通おうかな…どこのスクールがいいかちゃんと見極めてからにしよう…」
と悩む気持ちはわかりますが、悩んでいる時間がもったいないです。
CodeCampは無料カウンセリングがあります。
悩むくらいなら、とりあえず無料カウンセリングで自分に合うスクールなのか試してみて、自分に合わないなと思ったらやめればいいのです。無料なのでリスクはゼロですよね。
悩んでいる暇に、あなたが座ることができたはずのエンジニアの席を取られてしまいますよ。
申込まずに後悔するより、ダメでもともとで申し込んでみましょう。
※無料カウンセリングのみならお金は一切かかりません
※無料カウンセリングはいつ終わるのかわからないのでお早めに
補足:申し込みは絶対に早い方がいい【早い者勝ち】
ちなみに、CodeCampへの申し込みは絶対に早い方がいいです。(急かすようですいません・・・)
理由は、最近のプログラミングブームにより、どのプログラミングスクールも値上げする可能性があるから。
CodeCampは以前と比べて、下記の通り、値上げしているんですよね。
- CodeCampの入学金(税込):11,000円 ⇒ 33,000円
IT技術が廃れることは今後もないので、プログラミングの人気はこれからも続いていくでしょう。
つまり、今後も値上げの可能性も十分にあるので、なるべく早く申し込んだ方が損はしないということです。
※無料カウンセリングのみならお金は一切かかりません
※無料カウンセリングはいつ終わるのかわからないのでお早めに
以上です。