
システムエンジニアの魅力が知りたい人「システムエンジニアになりたいと思っている。システムエンジニアの魅力について、現役システムエンジニアに教えてほしい。あと、魅力的じゃない部分も正直に話してくれないかな?」
こういった疑問にお答えします!
この記事を書いている私はシステムエンジニアとして9年ほど働いている30代。さすがに9年も働いているのでシステムエンジニアの魅力を知り尽くしています。(魅力的でない部分も…笑)
システムエンジニアになりたいと思っているあなた。新しいことへの挑戦。素晴らしいですね!
実際にシステムエンジニアになる前に、現役システムエンジニアが正直に語るシステムエンジニアの魅力について聞いてみたくはありませんか?
というわけで、本記事では、システムエンジニアの魅力を知りたいあなた向けに、現役システムエンジニアの私が、システムエンジニアの魅力について、“正直な気持ち”でお話ししたいと思います。
3分ほど読み終わるのでどうぞお付き合いください。m(_ _)m
それでは以下の順番で進めます。
- システムエンジニアの魅力的な部分【現役SEが語る】
- システムエンジニアの魅力的でない部分【正直に語る】
システムエンジニアの魅力的な部分【現役SEが語る】

現役システムエンジニアの私が思うシステムエンジニアの魅力は以下の通りです。それぞれ解説しますね。
- 年収が高い
- 手に職がつく
- 転職しやすい
- 肉体労働ではない
- ノルマがない
- 飲み会が少ない
システムエンジニアの魅力その1「年収が高い」
あなたがシステムエンジニアを目指す一番の理由はこの年収だと思います。確かに、システムエンジニアは年収が高いです。
年収が高い理由は「IT技術は常に進化していてIT業界全体が人手不足だから」「プログラミング技術など専門的な知識が必要だから」など。
つまり、「仕事の需要が伸びている業界」かつ「専門的な知識も必要」なので、必然的に年収も高くなりやすいのです。
具体的にシステムエンジニアの年収がどれだけ高いのかを見てみましょう。
>>厚生労働省の調査結果より算出
- システムエンジニアの平均年収「550万円」
- 全体の平均年収「432万円」
上記は2017年のシステムエンジニアの平均年収と、全体の平均年収を比べたものです。
全体の平均よりも100万円ほど高いですね♪
ちなみに私は現在30歳で年収は550万ほど。毎月の労働時間は150時間くらいなので、労働時間が少ない割にいい給料をもらっていると思っています。
以下の記事ではもう少し詳しく年収について書いていますよ。どうぞご覧ください。
システムエンジニアの魅力その2「手に職がつく」
システムエンジニアは手に職系の仕事です。あなたも簡単に想像できると思いますが、これから先、IT技術ってもっと進化していきますよね。
そして、IT技術は、この世からなくなることは絶対にないと言い切れるくらい、私たちの生活にはなくてはならないもの。
システムエンジニアとして働けば、そういったIT技術を身につけるができます。
そして「プログラミング言語」と「システム開発」の経験年数が、そのままあなたが持つスキルになります。
転職サイトの企業の募集要項をみるとわかりやすいのですが、「システム開発のマネジメント経験者」「Javaの経験3年以上」などがかかれています。

具体的には上記の通り。
つまり、経験者かどうかが重要視されているので、プログラミングとシステム開発の経験がそのままあなたが持つスキルとして評価されます。
わかりやすいですね。
システムエンジニアの魅力その3「転職しやすい」
システムエンジニアというよりも、IT業界は比較的転職しやすいです。
理由は以下の通り。
- IT業界は慢性的に人材が不足している
- 転職すると年収が上がりやすい

上記は、経済産業省が2019年3月に公表したIT人材の不足数を計算したデータ。2030年には最大で79万人のIT人材が不足すると言っています。
IT人材が不足しているので、システムエンジニアが転職活動をすると、複数の企業からオファーが来ることが多いです。
複数のオファーが来ると“年収の引き上げ交渉”が可能になるので、年収も上がりやすいという感じです。
例えば、私の会社で働いているシステムエンジニアの5割は転職経験者。このくらいシステムエンジニアの転職は当たり前なのです。
システムエンジニアの魅力その4「肉体労働ではない」
システムエンジニアは、お客さん先へ外出するとき以外は、基本的に会社に引きこもってひたすら自分のパソコンと向き合い仕事をしています。
真夏の暑い日でも、涼しいクーラーの効いた部屋で、快適に仕事ができますよ。
ある程度大きい会社であれば、Wi-Fiも整備されているので、気晴らしに自分のノートPCを持って、綺麗なフリースペースで仕事ができます。
また、テレワークなど働き方改革に積極的な企業が多いので、リモートワークも可能な場合があります。
私の会社もテレワークが可能な会社で、多い人は週2、3回くらいテレワークで働いている人がいますよ。
こんな感じでシステムエンジニアに肉体労働はなく、そして、ちょっとおしゃれに働けます。
システムエンジニアの魅力その5「ノルマがない」
システムエンジニアは営業マンのようなノルマはありません。
「今年までに売り上げ1億達成しろ」「システム開発の引き合いを10件取ってこい」こういったノルマはシステムエンジニアには一切ありません。
システムエンジニアの仕事は、システムを納期までにシステムを完成させること。
このシンプルな目標を達成するために、創意工夫していく仕事です。
納期を守らなけらばいけないというプレッシャーはありますが、営業マンのように日々、ノルマ達成のために色々な場所を飛び回る必要はなく、目標のために一直線に作業をこなしていくことになります。
システムエンジニアの魅力その6「飲み会が少ない」
システムエンジニアは内向的な人が多いので比較的飲み会が少ないです
すみません。統計的なデータはないのですが、私の職場の飲み会は歓迎会と送別会しかありません。
なので、せいぜい年3、4回くらいです。
他のシステムエンジニアのみなさんの意見は以下の通り。
やはり、システムエンジニアは飲み会が比較的少ないと感じている人もいるようですね。
以上、現役システムエンジニアが語るシステムエンジニアの魅力でした!
システムエンジニアの魅力的でない部分

システムエンジニアの魅力について解説してきました。
ここからは、あなたがシステムエンジニアになってから「こんなはずではなかった!」と嘆かないように、システムエンジニアの魅力的でない部分についても、正直にお話しします。
システムエンジニアの魅力的でない部分は以下の通り。
- 役職が上がると残業代がでなくなる
- 障害を起こしたときにメンタルがやられる
- 思ったほどプログラミングができない
役職が上がると残業代がでなくなる
システムエンジニアとして役職が上がってくると、あるときを境に残業代が出なくなります。
裁量労働制度と呼ばれ、いくら残業しようが、月20時間くらいの残業代が常に基本給に含まれるというもの。
残業をしないほど、お得となる制度ですが、大抵は偉くなると、仕事が増えるので、残業しまくるが残業代が出ないという悪循環に陥ります。
私も残業代が固定給となっています。去年は仕事が忙しく月50時間くらい残業していましたが、残業したからといって給料が増えるわけではありませんでした(泣)
こういった感じで役職が上がると残業代がでないというのが、システムエンジニアの微妙なところですね。
障害を起こしたときにメンタルがやられる
システム障害を起こしたときがかなり大変です。メンタルがやられます(笑)
具体的に、障害が発生したときは何が大変なのでしょうか?
システム障害が発生すると、障害を解消するために全力をあげます。
障害の原因調査やリカバリ作業は、比較的簡単に終わります。リカバリ中は、障害を起こした人もリカバリに必死になるので、この時はメンタルはやられません。
問題はリカバリが終わったあと。
お客さんと社内向けに事象の報告をしなければなりません。お客さん向けの報告は、リカバリを適切にやっていれば、とやかく言われることは少ないです。
意外かもしれませんが、お客さん向けの報告よりも、社内向けの報告の方が大変。
上司から、なぜ障害が起こったかを徹底的に深堀されます。超重要なことなのですが、これがかなり辛い(泣)
自分が犯した罪をネチネチと聞かれ、少しでもごまかそうとすると怒鳴られます。
確かに二度と同じ間違いを起こさないために必要なことだとは思いますが、やはり自分の過ちを他人に怒られるのは辛いですよね。
システムエンジニアがメンタルをやられて辞めてしまうのは大抵、障害絡みですよ。
こういった感じで障害が起きたときに、めちゃくちゃ大変なことがシステムエンジニアの魅力がない部分です。
思ったほどプログラミングができない
システムエンジニア=プログラミングのプロ。
というイメージを持っていませんか?
もちろんプログラミングの得意なシステムエンジニアもいますが、実際にはプログラミングを一切できないシステムエンジニアもいます。
システムエンジニアはシステムを設計する、その設計に基づいてプログラマーがプログラミングをする、という流れです。
結局プログラミングをするのはプログラマーなので、システムエンジニアはプログラミングを書きません。
結果、プログラミングができないシステムエンジニアが生まれてしまうのです。
プログラミングスキルと引き換えに、お客さんとのコミュニケーションスキルやマネジメントスキルを身につけることができますが、プログラミングスキルよりも抽象的なスキルなので、魅力を感じづらいですよね。
以上、現役システムエンジニアが語るシステムエンジニアの魅力でない部分でした!
最後に
今回はシステムエンジニアの魅力を知りたいあなた向けに、現役システムエンジニアの私が、システムエンジニアの魅力について解説しました。また、システムエンジニアの魅力でない部分についても解説しました。
おさらいすると、システムエンジニアの魅力は以下の通り。
- 年収が高い
- 手に職がつく
- 転職しやすい
- 肉体労働ではない
- ノルマがない
- 飲み会が少ない
システムエンジニアの魅力でない部分は以下の通り。
- 役職が上がると残業代がでなくなる
- 障害を起こしたときにメンタルがやられる
- 思ったほどプログラミングができない
この記事を読んであなたもシステムエンジニアの魅力が十分わかったのではないでしょうか?
システムエンジニアは本当に生きやすい業種だと思いますよ。
気持ちが決まったら、あとは行動するだけです。現役SEの私が厳選した転職エージェントは以下の通りです。無料なのでとりあえず登録しておいて、良い企業からのオファーを待つという方法がオススメ。ゆるくいきましょう♪
- リクルートエージェント:大手の転職サイトその①
- マイナビIT AGENT:大手の転職サイトその②
- ワークポート:元々はIT業界専門の転職サイト
- 第二新卒エージェントNeo:第二新卒専用の転職サイト
詳細は下記の記事をどうぞ。
以上です。