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システムエンジニアになるなら専門学校に行くべき?【現役SEが語る】

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システムエンジニアに興味がある若者「将来システムエンジニアになりたいと思っている。システムエンジニアになるためにプログラミングを勉強したいので専門学校通うべきなのだろうか?現役システムエンジニアの意見が聞きたい」

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている私はシステムエンジニアとして9年働いています。

「システムエンジニアと聞くとIT技術の専門的な知識を駆使して働いているイメージがあるので、専門学校に通ってシステムエンジニアを目指した方が良さそう」と思ってしまいがちですよね。

実際、専門学校からシステムエンジニアを目指すべきなのでしょうか?

今回は、現役システムエンジニアの私が、システムエンジニアに興味がある若者向けに、「システムエンジニアになるためには専門学校に通うべきか」についてお答えします。

結論から言うと「システムエンジニアになるなら専門学校よりも四年制大学に行くべき」です。

3分くらいで読み終わりますのでぜひご覧ください。

それでは以下の順番で進めます。

  1. システムエンジニアになるなら専門学校ではなく四年制大学に行くべき3つの理由
  2. もし専門学校に行くならフリーランスを目指すべき
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システムエンジニアになるなら専門学校ではなく四年制大学に行くべき3つの理由

システムエンジニアになるなら専門学校ではなく四年制大学に行くべきです。

理由は下記の3つです。それぞれ解説しますね。

  • 専門学校卒は四年制大学卒よりも給料が安い、生涯賃金も安い
  • システムエンジニアはプログラミング以外の仕事も多い
  • 専門学校に通って選択肢を狭めるのは勿体ない【人生は長い】

専門学校卒は四年制大学卒よりも給料が安い、生涯賃金も安い

悲しいお知らせですが、専門学校卒よりも四年制大学卒の方が給料が高いです。専門学校卒は二年制が多いので二年早く働ける分稼げると思う人もいると思いますが、残念ながら生涯賃金も四年制大学卒が高いです。

上記は、学歴別の年収です。大学卒の方が一番給料が高いですよね。
「学歴なんて関係ない」の真実

上記は、学歴別の生涯賃金です。専門学校卒(=高専・短大卒)と四年制大学卒(=大学卒)の生涯賃金を比べると、4600万円ほどの差が出ています。
「学歴なんて関係ない」の真実

過去のデータからも専門学校の場合は年収で損することは目に見えているので、四年制大学をオススメします。

システムエンジニアはプログラミング以外の仕事も多い

専門学校に通えば、プログラミングスキルやプログラミングに関する資格を取得することができます。

しかし、システムエンジニアの仕事はプログラミング以外もあります。

システムエンジニアの仕事は「システムを作って売ること」です。システムを作るだけではなく、システムを売ることも仕事です。

システムを売るためには、お客さんにシステムの内容や、お客さんがシステムを使うことによってどういったメリットがあるのかを分かりやすく説明する必要があります。

専門学校で身に着くプログラミングスキル以外に論理的思考力やコミュニケーションスキルが必要になってくるので、専門学校に通ったからといってシステムエンジニアとして活躍できるとは限りません。

システムエンジニアの仕事内容については下記の記事で解説しているのでご覧ください。

専門学校に通って選択肢を狭めるのは勿体ない【人生は長い】

情報系の専門学校に通うと、就職先が「システムエンジニア」「プログラマー」「Webデザイナー」などに偏ってしまいます。

人生は長いので通っている学校で、あなたの将来の選択肢を狭めるのは勿体ないです。

もし、あなたが専門学校に通って「思っていたのとは何か違う」「別のことに興味が出てきた」となって専門学校をやめてしまうと、高卒という学歴のみが残ります。

四年制大学であれば、将来の選択肢はたくさんありますし、別の分野に興味が出たら、別の学部へ編入することができますよ。

もし専門学校に行くならフリーランスを目指すべき

専門学校のデメリットばかり話してきたので、既に専門学校に通っている人、それでも専門学校に行きたい人は、どうすれば良いかについてお話しします。

結論は専門学校に行くなら最終的にフリーランスを目指すべきです。

フリーランスは学歴よりも実績が評価される

専門学校卒の人が企業に勤めると、どうしても学歴フィルターがかかり、四年制大学よりも給料面で劣ってしまいます。

そこで、学歴よりも実績が評価されるフリーランスとして働きましょう。

フリーランスとして求められるのはより専門性の高い仕事が多いので、実績がモノを言います。

例えば、フリーランス向けの求人サイト「Midworks」を見ても、学歴が採用条件になっている案件はほとんどありません。

「実績>学歴」なので実績を作りましょう

フリーランスは実績がモノを言うので、実績を作りましょう。

「実績と言っても何をすれば良いのかわからない」と思うかもしれませんが、下記のような簡単なものでOKです。

  • 自分で簡単なWebサービスを作る
  • 自分がデザインしたブログを作る

ポイントは自分で行動して自分で実績を作ることです。

会社に勤めていれば経験を積むことはできますが、実績は会社のものです。

「自分で行動した実績 > 会社の経験」

上記の通りなので、まずは実績作りが大切です。

専門学校からシステム開発を担っている企業に就職して、ある程度経験を積みつつ、副業で自分の実績を作ったらフリーランスになる感じでOKです。

補足:実績を作るならまずはブログがオススメ

ブログは初期費用が安く1000円くらいで始められるのでオススメです。すぐに稼ぐことはできませんが、長期的に頑張ればアフィリエイトで稼ぐこともできます。

ブログの始め方、初心者の稼ぎ方は下記を参考にしてください。

最後に

今回は、現役システムエンジニアの私が、システムエンジニアに興味がある若者向けに、「システムエンジニアになるためには専門学校に通うべきか」についてお話ししました。

結論は「システムエンジニアになるなら専門学校よりも四年制大学に行くべき」でした。

なお、システムエンジニアになるためにオススメな大学は下記の記事で紹介してますので、ご覧ください。

以上です。

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かつひろ

妻と娘が大好きな30代のシステムエンジニアです。家族と一緒に自由な暮らしを得るために、毎日ブログをコツコツ更新中。

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