システムエンジニアに転職しようと思っているが志望動機がなかなか書けない人「システムエンジニアに転職しようと思っているが、志望動機をどう書いて良いかわからない。志望動機の書き方を教えてほしい。できれば楽したいから志望動機のテンプレートもほしいな。現役システムエンジニアに教えてほしい」
こういった疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、システムエンジニアとして9年働いています。
システムエンジニアの業界に初めて就職・転職しようとする人にとって、システムエンジニアの志望動機をどうやって書けば良いかなんてわかりませんよね。
そこで今回は、システムエンジニアに転職したいが、なかなか志望動機が書けない人向けに、現役システムエンジニアの私が、志望動機の書き方を解説します。
テンプレートも紹介します。3分くらいで読み終わるのでお付き合いください。
それでは、以下の順番で進めます。
- システムエンジニアの志望動機で書くポイントとその理由を解説
- システムエンジニアの志望動機をテンプレート化してみた
システムエンジニアの志望動機で書くポイントとその理由を解説
システムエンジニアの志望動機として書くべき内容は下記の3つです。それぞれ解説しますね。
- なぜその企業なのか理由を伝える
- 今までの自分の行動と理由を結びつける
- その企業にあなたが与える価値を伝える
1.なぜその企業なのか理由を伝える
まずはなぜその企業を選んだのかを伝えましょう。
当たり前の話ですが、なぜその企業を選んだかをちゃんと伝えないと、企業側も「別にうちの会社じゃなくても良いのでは?うちの会社にちゃんと興味があるのかな?」と思ってしまいますよね。
その企業の「経営理念」「サービスや商品名」を含めた理由を書きましょう。とりあえず、その企業のホームページに載っているものが含まれていればOKです。
2.今までの自分の行動と理由を結びつける
次にその企業を選んだ理由と自分の行動を結びづけましょう。
その企業を選んだ理由に説得力を持たせるためです。
「御社の○○○というサービスに興味があるから、御社を選びました」だけでは、完全に説明不足ですよね。企業側も「で?なんで興味が湧いたの?」と思ってしまいますよね。
ここでポイントなのが、受動的な自分の行動ではなく、能動的な自分の行動と企業を選んだ理由を結びつけるということです。
例えば下記のような感じです。
受動的な自分の行動「テレビのニュースで御社の○○○というサービスが紹介されており興味が湧いた」 → テレビを見たという受動的な行動
能動的な自分の行動「御社の○○○というサービスを実際に利用しており、自分も同じようなサービスを自分で作った結果、さらに興味が湧いた」 → 実際に同じようなサービスを作ったという能動的な行動
明らかに能動的な自分の行動を紐づけた方が説得力がありますし、企業側も「こいつ自分で考えて行動してくれそうだから手がかからなそう」と思いますよね。
3.その企業にあなたが与える価値を伝える
その企業を選んだ理由がちゃんと説明できたら、自分がその企業に入ることで企業側にどんな価値を与えることができるかを伝えましょう。
企業側は、あなたがその企業に所属することでどういった価値を与えてくれるかを求めています。何の価値も生み出せない人間を採用するわけがありませんよね。
結局、企業とあなたの関係は「Give and Take」です。企業は「給料」をGiveしてくれるので、あなたは「価値」をTakeしましょう。
正直なところ、具体的に企業側がどういった「価値」を求めているかは知りようがないので、今までの経験から自分が生み出した「価値」を伝えればOKです。
「価値って具体的に何?」と思いますよね。
数字で説明できるあなたの実績でOKです。例えば下記のような感じです。
- 前職の営業で月100万の売上を達成できた
- 前の会社で50人月規模のシステム開発のリーダーをやった
- Web上のサービスを作成し利用者数は100名ほどいる
- プログラミング教室で小さなシステムを2つ作った
システムエンジニアの志望動機をテンプレート化してみた
システムエンジニアの志望動機で書くポイントをもとに、テンプレートを作ってみたのでご紹介します。
【志望動機テンプレート】NTTデータに転職したい元銀行員
1.なぜその企業なのか理由を伝える
御社の「BeSTA FinTech Lab」に興味があるからです。
2.今までの自分の行動と理由を結びつける
前職では地方銀行で働いており、銀行員の立場上FinTechに興味を持っておりました。FinTechについて調べていくうちに、御社の「BeSTA FinTech Lab」に行きつきました。
「BeSTA FinTech Lab」では、参加銀行やベンチャー企業が企業の垣根なく、利用できるコワーキングスペースが存在すると聞き、まさに新しいFinTech技術が生まれる場所であると確信しました。
3.その企業にあなたが与える価値を伝える
元銀行員として5年働いてきた実績と、簡単なものではありますがスマホ用アプリを2つ開発した実績があります。
元銀行員とIT技術を組み合わせた新しいFinTech技術を生み出すことができると考えています。
最後に
システムエンジニアに転職したいが、なかなか志望動機が書けない人向けに、現役システムエンジニアの私が志望動機の書き方を解説しました。
今回紹介したテンプレートを使えば、あなたも志望動機が書けるようになります。ぜひ試してください。
志望動機を書くのと並行して転職活動もしちゃいましょう。システムエンジニア向けのオススメの転職エージェントは下記にまとめてます。ご覧ください。
以上です。