KatsuhiroBlog

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残業が習慣化していたシステムエンジニアが残業やめてみた【5ヵ月間継続中】

更新日:

  • システムエンジニアとして働いているが残業多すぎ・・・
  • 残業なしで働いているシステムエンジニアの話が聞きたい

こういった疑問にお答えします。

こんにちは、かつひろです。

私は9年間システムエンジニアとして働いています。前まではよく残業していましたが、2018年11月から残業をやめてみました。現在残業なしを5ヵ月間継続中です。

最初に言っておきますが、私の場合、専門職で裁量労働制の対象なので、残業代が出ません。(厳密にはいくら残業しようが関係なく毎月20時間分の残業代が給料に入っている感じです)
また、仕事上、午後出社する場合があり、勤怠時間が一定ではないので、毎月の労働時間が160時間(8時間×20日)を超えなければ、残業なしとカウントしています。

私の2018/04~2019/03の毎月の労働時間は以下のような感じです。2018/11~2019/03まで残業なしを継続できています。

2018/04184:30
2018/05171:00
2018/06161:00
2018/07164:00
2018/08168:00
2018/09117:00
2018/10169:00
2018/11145:00
2018/12141:30
2019/01154:00
2019/02155:30
2019/03150:30

さて、残業が辛すぎるあなたに朗報です。

システムエンジニアの私が、実際に残業なしで5ヶ月間働いた結果、残業なしでもやっていけることがわかりました。

今回は、残業なしを5ヵ月間継続中の私が、残業が辛すぎるあなた向けに、システムエンジニアが残業しないために必要なことについて、お話しします。

以下の順番で進めます。

  1. なぜ残業をやめたのか
  2. 残業をやめたときの周りの反応
  3. システムエンジニアが残業しないために必要なこと
  4. どうしても残業なしで働くことはできないあなたへ
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なぜ残業をやめたのか

本題に入る前に、なぜ私が残業をやめたのかについて、触れておきます。

先ほども書きましたが、私の場合、専門職なので残業代が出ません。そのため「残業=ただ働き」になります。

ある時ふと思いました。

「残業をすればするほど、自分が損するだけだ。このまま会社にいいように働かされるのは我慢できない!」

この怒りがきっかけでした。

そして、今まで、自分が残業する言い訳を探していたことに気づきました。

  • 仕事だから残業するのはしょうがない
  • 周りが残業しているのに、自分だけ帰るのはなんかいやだな
  • 会社からの評価が下がるかも

こういった言い訳をすべて一旦考えないようにして、とりあえず、時間になったさっさと帰るという行動を続けてみることにしました。(考えるなとりあえず行動しろ)

残業をやめたときの周りの反応

ここからは、実際に残業をやめてからの周りの反応を時系列でお話しします。

残業をやめた初日

「あれ、今日は早いね~」と初日で上司に言われました。

「いきなり初日からけん制か!」と心の中でつぶやき、「考えるのはやめろ!」と自分に言い聞かせ、とりあえず「はい」とだけ返事をしてさっさと帰りました。

残業をやめて1週間

周りから、「今週はプライベートでなにかあったのかな?」という目で見られました。

が、心を無にして「お疲れ様でした!」の掛け声とともにダッシュ。

残業をやめて1ヵ月

残業をやめて1ヵ月、上司も内心、心を乱したのか、ここで上司からの攻撃が始まりました。

月に一度の定例会で、「最近、余裕あるみたいだから、仕事を振ってもいい?」と言われました。

ここで、自分も心を乱しかけましたが、考えるのはやめて、とりあえず「はい」とだけ言いました。

振られた新しい仕事はただこなすだけです。無心です。無心。

残業をやめて3ヵ月

3ヵ月たったあたりから、残業しないキャラが定着していきます。

もちろん、与えられた仕事はちゃんとこなしているので、この頃から上司からの攻撃も収まりました。

残業をやめて5ヵ月(現在)

残業しないキャラが浸透したのか、今では「こいつに夕方以降、仕事を振ってはダメだ」という雰囲気を感じます。

定時間際になると、しゃべりかけてくる人がかなり減りました。

ここまでくれば完全勝利は目前な気がしています。引き続き残業なしで生きていきたいと思います。まずは12ヶ月間残業なしを目指します。

システムエンジニアが残業しないために必要なこと

5ヶ月間残業なしで働いてきて、残業しないために必要なことがわかりました。

それは、下記の4つです。

  • 残業はしないという強い意志を持つ
  • 朝家から出たタイミングからどうやって残業なしで帰るかを考える
  • 会社にいるときは仕事だけやる
  • 定例作業はRPAを使う

残業はしないという強い意志を持つ

これが一番重要です。

心の底から「残業したくない!」という強い意志を持ちましょう。

私が「残業したくない!」と強く思った理由は、そもそも残業代が出ないのに、残業していたという自分、会社への怒りです。

別に理由はなんでも良いのですが、あなたも何か残業したくない理由を待ちましょう。

「自分の仕事は終わっているのに、なんで他人のサポートで残業しないといけないんだ!」
「家に早く帰って、漫画が見たい!ゲームがしたい!」

など、きっと何かあるはずです。

朝家から出たタイミングからどうやって残業なしで帰るかを考える

朝家から出たときから、残業なしで帰るための勝負は始まっています。

今日やらないといけない仕事は何か、通勤時にもう考えちゃいましょう。

会社に着いたら、もう事前準備はできていますよね?さあ、速攻で仕事を始めましょう!

会社にいるときは仕事だけやる

残業なしで帰ること、それは仕事とあなたの真剣勝負です。

会社でスマホを見ている時間はありません。会社にいるときは、圧倒的に仕事をこなす。ただ、それだけです。

会社でスマホを見るくらいなら、さっさと帰って家でスマホを見ましょう。

定例作業はRPAを使う

今まであげた3つは、どの業種の人でも、できることだと思います。少しはシステムエンジニアっぽいことも言っておかないといけませんね。

私はRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用して、定例作業は自動でこなしています。

RPAは、イチローさんのCMで、名前は聞いたことがある人はいるのではないでしょうか。

RPAを簡単に説明すると、人間がパソコン上で行っている定例的な作業をすべて自動で行ってくれるツールです。一番簡単な例だと、エクセルのマクロとかもRPAと言えるでしょう。

私が使っているのは、UiPathと言われるものです。

「UiPath」は個人利用であれば無料で使えるので、もし興味があれば、会社のパソコンにしれっとインストールしてみてください。

ITリテラシーのある人なら、サクッとロボットを作ることができると思います。

具体的に私がどうやってこのRPAを活用しているかと言うと、以下のようなことをすべて、自動化しています。

  • 印刷したいファイルを所定のフォルダにおいて一括印刷
  • テキストファイルを読み込んで、勤怠システムにデータを入力する
  • データベースからデータを抽出してエクセルにデータを貼り付け

どうしても残業なしで働くことはできないあなたへ

どれだけ残業なしで働こうとがんばっても、残業しちゃう人はいると思います。もう、それはあなたのせいではありません。

残された道は転職しかありません。

そもそも残業体質の業種だったら、自分がいくら頑張ろうが、残業なしは無理だと思います。なので、転職しか道はないのです。

転職するなら、マイナビIT AGENTがオススメです。

自分の担当についた転職エージェントの人に真剣に相談しましょう。自分の残業なしで働くことへの熱い気持ちをぶつけましょう。

もし、その転職エージェントの人が、「残業なしとか(笑)」という態度をとったら、担当をチェンジすればいいのです。

自分の話を聞いてくれる人はきっといます。

最後に

システムエンジニアが残業しないために必要なことについて、5カ月間残業なしを継続中の私がお話ししました。

さあ、あなたも残業なしの素晴らしい毎日をおくりましょう!

以上です。

-ライフ

かつひろ

妻と娘が大好きな30代のシステムエンジニアです。家族と一緒に自由な暮らしを得るために、毎日ブログをコツコツ更新中。

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