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【知っておくべき】システムエンジニアの大変さ【現役SEが語る】

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システムエンジニアに転職しようと思っている人「システムエンジニアに転職しようと思っている。システムエンジニアは大変と聞くけど、具体的にどんなことが大変なんだろう?転職する前に知っておきたい。現役システムエンジニアに教えてほしい」

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている私はシステムエンジニアとして9年ほど働いています。

システムエンジニアへ転職する前にシステムエンジニアの大変さを確認しておこうとするあなたは、物事を冷静にとらえることができる人間ですね。すばらしいです。

世間から見たシステムエンジニアは「大変」というイメージがついていますよね。

本記事では、システムエンジニアの大変さを知りたい人向けに、現役システムエンジニアの私が、システムエンジニアの大変さについてお話しします。

本記事を読めば、システムエンジニアの具体的な大変さについてよくわかりますよ。いざシステムエンジニアになってみて「こんなはずじゃなかった!!!」と嘆くことにはならないでしょう。

3分ほどで読み終わりますので、どうぞお付き合いくださいm(_ _)m

それでは以下の順番で進めていきます。

  1. システムエンジニアのココが大変
  2. システムエンジニアの大変じゃない部分は何?
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システムエンジニアのココが大変

9年ほどシステムエンジニアとして働いてきた中で、私が感じているシステムエンジニアの大変な部分についてお話しします。

顧客対応が大変

システムエンジニア=コンピューターをずっといじっている人、と思う人が多いと思いますが、意外にもお客さんと会話する機会が多いです。

私自身ほぼ毎日お客さんから電話がかかってきたり、自分から電話したりと、多い時は1日の半分くらいはお客さんと会話しています。

話す内容はシステムに関する問い合わせがメインです。システムの仕様を変えたい、システムの使い方が分からないなど、システムにかかわる様々な問い合わせが来ます。

基本的に良いお客さんばかりなのですが、どこの業界でもいるように、中にはヤバい人もいるわけです…

そのヤバいお客さんを相手にするときのが本当に大変です。

「画面が使いづらいから障害だ!直せ!」

(いやいや完全に仕様変更じゃん…)

「画面に表示される文字が間違っている!謝罪に来い!明日までに直せ!」

(そこまで怒るような障害かな…)

「システムで障害を起こすなんて何事だ!システムは障害ゼロが普通だろ!」

(システムで障害ゼロはむしろあり得ないんですが…)

上記のように相手をするのが大変なお客さんもいます。精神的に大変です。

仕様変更が大変

システム開発において、急にシステムの仕様が変更されるのは日常茶飯事です。

本来であれば、システムの要件を決める段階で、仕様変更はしないと決めているはずなのですが、90%くらいの確率で仕様変更が発生します。

最初システム開発を見積もったときは、仕様変更分の金額は大抵入っていないので、必然的に無理をしないと作業が終わりません。

優秀なシステムエンジニアであれば、仕様変更が発生するのを見越して、見積もりをする際に、仕様変更分の金額を上乗せしています。(※もちろん、お客さんにばれないよう工夫をしてます)

私もプログラマー時代に、仕様変更をたくさん対応してきました。「なんでこんなに仕様変更が多いのだろう?」と疑問に思いつつ、遅くまで残業していました。

このように仕様変更は予定外の作業となり、無理をすることになるので大変です。

障害を起こすと大変

システム開発において、障害はどうしても発生してしまいます。

障害なので即座に対応が必要になります。よほど大変な障害でない限り、大抵はすぐ直すことができるものばかりです。

しかし、障害を起こしたときに大変なのは、障害を直すことよりも、そのあとのお客さん、上司への報告です。

お客さんはシステムが直ればいいと思っているので、即座に直してしまえば、とやかく言ってくることは少ないです。

問題は上司への報告です。なぜその障害が起きたのか、再発防止策はちゃんと考えているのかなど詳しく報告する必要があります。1回の報告で終わることはなく、大抵3、4回はダメ出しを食らうことになるので大変です。

私も過去にたくさんの障害を起こしてきました。1時間で障害を直したけれど、上司向けの報告書の作成に10時間くらいかかってしまった、なんてこともあります。

このように障害は起こすと確かに大変なのですが、報告書の作成の方が意外にも大変なのです。

納期に縛られて大変

システム開発には必ず納期が決められています。しかも、その納期はシステム開発の規模から算出したものではなく、大抵、お客さん都合で決められることが多いです。

自分たちではなく、お客さんが決めた納期にあわせてシステムを開発する必要があるので大変です。

例えば、以下のような感じです。

「今回のシステム開発は100人月の規模です」

「5ヵ月間で開発してもらえる?」

「わかりました(5ヵ月間で100人月だから1ヵ月20人必要だ。何とかなりそう)」

もう1つのパターンだと以下のような感じです。

「今回のシステム開発は100人月の規模です」

「2ヵ月間で開発してもらえる?」

「わかりました(2ヵ月間で100人月だから1ヵ月50人必要だ…無理じゃね?)」

上記のように、同じ100人月のシステム開発ですが、お客さんの納期にあわせて開発に必要な人数が決まってきます。

当たり前の話ですが、人が多いほど管理が大変で炎上するプロジェクトになりやすいです。

こんな感じでお客さんの納期にあわせて、強引にシステム開発の体制を作るので大変です。

エラーが解決できなくて大変

どちらかというと、プログラマー目線の大変さですが、プログラミングをしていると大抵どこかでエラーが発生します。

すぐに解決するエラーなら問題ないのですが、プログラミング経験が浅いとドツボにはまってしまい、なかなかエラーが解決できません。

エラーに関するあるあるなのですが、その時いくら考えても解決できなかったエラーが、翌日になってみると簡単にエラーが解消したりします。

私も、ずっと解決できなくて悩んでいたエラーが、ある日突然、閃いて解決したことは何度もあります。

常駐先で働くと大変

システムエンジニアの中には、お客さん先に常駐してシステムを開発したり、大手のシステムエンジニア会社に派遣社員として常駐したりするシステムエンジニアがいます。

そういった人を、客先常駐システムエンジニアと言います。

少し嫌な言い方になってしまいますが、客先常駐システムエンジニアの仕事は、常駐先の社員から依頼させたことを依頼された通りこなすのが仕事です。

客先常駐システムエンジニアが良い職場に参加できるかどうかは完全に運なので、運が悪いと、ずっとテストだけやらされたり、ずっとエクセルの資料を作らされたりします。

そして一番大変なのが、客先で仕事をしたあとに自社に戻って仕事が待っている場合があることです。

客先常駐システムエンジニアにはならないように気を付けましょう。客先常駐システムエンジニアになってはならない理由ついては、以下の記事で詳しく書いているのでご覧ください。

システムエンジニアの大変じゃない部分は何?

せっかくなので、逆にシステムエンジニアの大変じゃない部分についてお話しさせてください。

室内でしか作業しない

システムエンジニアは基本的に室内でパソコンを触りながら働く仕事なので、体を動かす仕事をしたくない人にはうってつけでしょう。

また、室内作業しかしないので、暑い夏でも涼しい冷房のなかで働けますし、寒い冬でもあったかい暖房のなかで仕事ができますよ。

忙しくない時もある

システムエンジニア=忙しいというイメージがあると思いますが、忙しくない時もあります。

具体的には、お客さんとシステムの要件を決めて、システムの設計が終わった後のプログラミングをするタイミングです。

しっかりシステムの設計さえできていれば、あとは設計通り、スケジュール通りにプログラミングをするだけなので、実はあまり忙しいという感じではありません。

リモートワークが可能な場合もある

IT業界は、働き方改革に積極的な会社が多いので、テレワークやサテライトオフィスで働くことも可能です。

ただ、まだまだ働き方改革が浸透はしていないので、会社によってはリモートワークができない場合もあります。

特に中小企業の場合はお金がないので、リモートワークをやっていない企業が多いです。

最後に

今回は、システムエンジニアの大変さを知りたい人向けに、現役システムエンジニアの私が、システムエンジニアの大変さについてお話ししました。

システムエンジニアの大変さを分かってもらえましたでしょうか?正直なところ、大変じゃない仕事なんてないので、合うか合わないかはあなた次第だと思います。

どちらかというと、システムエンジニアは働きやすい職種なので、一旦転職してみて自分に合うか合わないかを試してみましょう。

システムエンジニアに強い転職エージェントは以下の通りです。登録は無料なので、とりあえず転職エージェントに登録しておいて、良い企業が紹介されるのを待つという方法をオススメしますよ。

詳細は以下の記事にまとめているのでどうぞご覧ください。

以上です。

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かつひろ

妻と娘が大好きな30代のシステムエンジニアです。家族と一緒に自由な暮らしを得るために、毎日ブログをコツコツ更新中。

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