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【現役SEが語る】システムエンジニアの適性とは

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システムエンジニアになりたい人「システムエンジニアになりたいけど、システムエンジニアになる前に自分に適性があるか知りたい。システムエンジニアはどういった人が向いているのか知りたい。できれば現役システムエンジニアに教えてほしい」

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている私はシステムエンジニアとして9年ほど働いています。

9年も働いていると、システムエンジニアを続けている人はどういった人が多いのか、すぐやめてしまう人はどういった人が多いのか、分かってきました。

あなたがシステムエンジニアを目指しているなら、システムエンジニアになる前に自分にシステムエンジニアとしての適性があるか知りたいですよね。

そこで今回は、現役システムエンジニアの私が、システムエンジニアを目指しているあなた向けに、システムエンジニアはどういった人が向いているのか、システムエンジニアの適性について、解説します。

前半では簡単にシステムエンジニアの仕事内容について説明します。後半では私も含め現役システムエンジニアにはどういった人が多いのかを紹介して、システムエンジニアの適性について解説します。

結論を最初に言ってしまうと「人と話すことが苦手ではない人」「パソコンに苦手意識がない人」であればシステムエンジニアとして適性であると言えます。

それでは下記の順番で進めていきます。

  1. そもそもシステムエンジニアってどんな仕事をするの?
  2. 現役システムエンジニアはどんな人が多いの?
  3. システムエンジニアの適性とは
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そもそもシステムエンジニアってどんな仕事をするの?

まずはシステムエンジニアがどういった仕事をするのかについて、サクッと解説します。

システムエンジニアの仕事は「システムを開発して売ること」です。システムの開発の流れは下記の通りです。

  1. どういったシステムを作るかお客さんと一緒に考える
  2. システムを作る方法(プログラミングのやり方)を考える
  3. プログラミングを行いシステムを作る
  4. 作ったシステムをテストする
  5. お客さんに作ったシステムを触ってもらい最終確認をしてもらう
  6. システムをお客さんに納品する

重要なのは、プログラミングをしてシステムを開発するだけではなく、システムを売るためにお客さんとのコミュニケーションが多いということです。

例えば下記のような感じです。

「手作業でやっている出張申請をシステム化したいんだけど」

「わかりました。まずは、現状の出張申請はどのような流れで行っているか教えてください」

①領収書の現物を経理部に郵送してもらう
②経理部で領収書のチェック
③出張費を出張者の口座に入金
こんな感じ

「ありがとうございます。領収書の現物を郵送するのは結構なコストがかかっているのではないでしょうか。PDF化した領収書をシステムに取り込むことで郵送コストがなくなりますよ」

「領収書のチェックは人の目を通す必要があるので、システムの画面からPDFを開いて内容を確認する運用にしましょう。また、出張費の入金もシステム上からできるように開発しますね」

「なるほど、わかった。具体的にシステムを導入したらどのような効果がでるか教えて」

「システムの導入効果として年間100万円のコスト削減と100時間の業務効率化が図れます」

こんな感じでシステムを導入したらどういった効果があるかなどを説明する場面もあります。このようにお客さんとのコミュニケーションが意外と多いです。

現役システムエンジニアはどんな人が多いの?

それでは次に私含めどんな人がシステムエンジニアに多いのか解説していきます。

私の周りで働いている人の特徴をまとめました。

かつひろ(私)の特徴

・男性
・30代
・理系出身
・お客さんとしゃべるのが好き
・プログラミングをするのが好き
・新しい技術にはそこそこ興味あり
・細かい作業はきらい
・常に楽したい
・残業は許さない

Aさん(私の上司)の特徴

・男性
・40代
・理系出身
・顧客との調整ごとばかりやっている
・プログラミングは好きでも嫌いでもない
・何ごとも淡々とこなす
・やたら横文字が好き
・定時後に平気で打ち合わせを入れてくる

Bさん(私の同僚)の特徴

・女性
・40代
・文系出身
・お客さんとしゃべるのが好き
・プログラミングは好き
・最新技術は一切興味なし
・何ごとも淡々とこなす
・お菓子を常に食べている

Cさん(私の同僚)の特徴

・男性
・30代
・理系出身
・お客さんとしゃべるのは嫌い
・プログラミングは好き
・何ごとも淡々とこなす
・細かい作業が得意

Dさん(私の後輩)の特徴

・男性
・20代
・文系出身
・お客さんとしゃべるのが大好き
・元営業マン
・プログラミングは苦手
・何にでも興味がある
・見切り発車が多い

【結論】いろいろな人がいるのでそれぞれの強みを活かそう

システムエンジニアとして働く人はどんな特徴を持っているかまとめようと思いましたが、いざ周りのシステムエンジニアについて分析してみると、性格もスキルも違うので「システムエンジニアの適性として絶対に必要なのはこれ!」というものは正直ありません。

しかし下記の特徴のどちらか一つでもを持っていればシステムエンジニアの適性はあります。

  • 人と話すのが好きな人
  • 細かい作業が好きな人

システムエンジニアの仕事は一人でやることはないのでチームを作ってやることになります。

「人と話すのが好きな人」はお客さんとしゃべる仕事を担当すれば良いわけですし「細かい作業が好きな人」はお客さん向けの細かい資料作成を担当すれば良いわけです。

つまりシステムエンジニアの仕事の中で、自分の強みを活かせる仕事を見つければOKです。

【補足】システムエンジニアを辞めてしまった人の特徴

補足としてシステムエンジニアを辞めてしまった人の特徴はかなりわかりやすいですので、お話ししておきます。

ずばりパソコンが嫌いな人です。

システムエンジニアの仕事は、基本的にデスクワークになります。パソコンは常に触っていることになるので、パソコン自体が苦手、嫌いな人は、システムエンジニアには向きません。

実際にシステムエンジニアを辞めた知人は「俺パソコン自体嫌いなんだよね」と言って、システムエンジニアを辞めてバスの運転手になりました。

システムエンジニアの適性とは

システムエンジニアとして9年ほど働いている私が考えるシステムエンジニアに適性な人は下記の通りです。

  • 人と話すことが苦手じゃない
  • パソコンが苦手じゃない

人と話すことが苦手じゃない

人と話すことが苦手じゃない人はシステムエンジニアとしての適性があります。

お客さんと会話する機会はかなりありますが、別に人と話すことが特に好きじゃなくても苦手でなければ、やって行けます。

あくまでお客さんと会話するのは仕事の話だけです。面白い話はする必要はないので、苦手じゃないレベルでもOKです。

パソコンが苦手じゃない

パソコンに対して苦手意識がない人はシステムエンジニアとしての適性があります。

システムエンジニアは基本的にデスクワークなので、パソコンに向かい合う時間が長いです。また、プログラミングも最低限理解していないと仕事になりません。そのため、パソコンが苦手な人はシステムエンジニアに向いていません。

パソコンに苦手意識がない人なら、日々業務をこなしていけば、最低限のプログラミングスキルが自然と身につきますので、システムエンジニアとして適性だと言えるでしょう。

Twitterでシステムエンジニアの適性を調べてみた

Twitterでシステムエンジニアの適性に関するツイートをまとめました。

みなさん、やはりプログラミングスキルだけではなく、コミュニケーションスキルを重視してますね。

最後に

今回は、現役システムエンジニアの私が、システムエンジニアを目指しているあなた向けに、システムエンジニアはどういた人が向いているのか、システムエンジニアの適性について、解説しました。

「人と話すことが苦手ではない人、パソコンに苦手意識がない人であればシステムエンジニアとして適性である」が結論でした。

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以上です。

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かつひろ

妻と娘が大好きな30代のシステムエンジニアです。家族と一緒に自由な暮らしを得るために、毎日ブログをコツコツ更新中。

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