システムエンジニアになりたい学生「将来システムエンジニアになりたいとぼんやり思っている。システムエンジニアになるためにオススメな大学は何だろう。どの大学に行くべき?現役システムエンジニアの人に聞きたいな」
こういった疑問にお答えします。
こんにちは、この記事を書いている私はシステムエンジニアとして9年働いています。
最近、IT技術の進歩がめまぐるしいですね。将来IT系の道へ進みたい学生も多いのではないでしょうか?
もしあなたが「システムエンジニアという選択肢もありかな」と思っているなら、ぜひこの記事を読んでみてください。
今回は、システムエンジニアになりたい学生向けに、現役システムエンジニアの私がシステムエンジニアになるためにオススメな大学についてお話しします。
以下の順番で進めていきます。
- システムエンジニアになるためにオススメな大学
- 本質は実績を作ること【大学はあくまで保険】
システムエンジニアになるためにオススメな大学
システムエンジニアになるためにオススメな大学についてお話しします。
「理系?文系?専門学校?システムエンジニアになるためにはどの大学が良いのかな?」と疑問に思っていると思います。
結論から言うと、そこそこの偏差値の四年制大学を卒業できていればOKです。
いまだに日本企業は学歴社会が色濃く残っている
残念なお知らせですが、いまだに日本企業は学歴社会が色濃く残っています。
正直なところ、私の会社の採用担当も最初の書類選考は学歴である程度フィルターをかけています。募集人数に対して人が集まり過ぎると、書類審査は学歴順で落とされます。(面接ではちゃんと学歴ではなくその人個人を評価します)
また、「大学卒」「短大卒」「高卒」でそもそも給料が変わってきます。
上記は厚生労働省(国)が調査した学歴別の賃金(給料)です。見てわかると思いますが「大学・大学院卒」が明らかに給料が良いですよね。
大学は「理系」と「文系」どっちが良いのか
システムエンジニア向けと聞くと、プログラミングをイメージする人が多いので、「理系」の方がシステムエンジニアに向いていると考える人が多いと思います。
現役システムエンジニア目線で言わせていただくと、正直なところ、「理系」も「文系」も関係ありません。
なぜなら「論理的思考(=理系)」と「コミュニケーション能力(=文系)」の両方が必要だからです。
システムエンジニアの仕事は「システムを作る」だけではなく、「システムを売る」ことも仕事になります。
「システムを売る」ためには、IT技術についてよくわからないお客さんにシステムの内容を説明しないといけない場面や、システムを買うことによってお客さんが得られるメリットを論理的に説明しないといけない場面が多々あります。
このような場面では「論理的思考(=理系)」と「コミュニケーション能力(=文系)」の両方が必要になってきます。
システムエンジニアには「システムを作る」仕事もあります。その際にプログラミングスキルはもちろん必要ですが、正直なところ、大学で学べるプログラミングスキルは基礎中の基礎なので、あまり活用する機会がありません。(理系の大学でプログラミングを学んでいる人ごめんなさい・・・)
なので、システムエンジニアになるには「理系」「文系」はあまり関係ありませんよ。
情報系の専門学校はぶっちゃけ微妙
あくまでシステムエンジニアを目指す前提ではありますが、ぶっちゃけ情報系の専門学校は微妙です(情報系の専門学校の人ごめんなさい)。
理由は下記です。
- 短大と同じ扱いになることが多いので給料が安い
- 就職率は良いがシステムエンジニアというよりプログラマーとしての採用になりやすい
そもそも給料が安いとかイヤですし、プログラマー採用になりやすいのでオススメしません。
私の同期で専門学校の人がいましたが、結局「給料が安い」「プログラミングばかりで会社に評価されない」という理由で辞めてしまいました。
システムエンジニアになるためにオススメな大学の具体例
では結局どういった大学に行けばいいの?という疑問にお答えします。
いわゆる、関東だったら「MARCH」、関西だったら「関関同立」以上の大学を出ていればOKです。
「MARCH」「関関同立」以上の大学で自分の学力にあった大学を目指しましょう。
理由はまだまだ、日本企業は学歴社会が色濃く残っていて、「MARCH」「関関同立」以上であれば、書類選考で落とされることはほとんどないからです。
ちなみに余談ですが、私も「MARCH」以上の大学に通っていたので、就活時代は超氷河期でしたが書類選考は普通に通りました。(面接では落ちまくりましたが・・・)
なので「この大学に行きたい!」という強い思いがなければ、「MARCH」「関関同立」以上の大学を目指せばOKです。
本質は実績を作ること【大学はあくまで保険】
システムエンジニアになるためにオススメな大学についてお話ししましたが、正直、大学は面接に行くまでの保険と考えた方が良いです。本質は実績(売り上げ)を作ることです。
なぜ実績(売り上げ)を作ったほうが良いのか
システムエンジニアに限りませんが、本当に企業、世の中から評価される人間は実績がある人間です。
もし就活を有利に進めたいのであれば、実績を作ってしまったほうが良いです。
極端な例だと「私は毎月100万円稼いでいます」という学生がいたら、どんな企業からも評価されると思いませんか?
そもそも企業があなたを雇う理由は、会社の売り上げ(実績)に貢献しそうと思ったからです。
何も実績を上げていない学生を新卒採用する理由は「今は売り上げに貢献してくれないけど、1年後、2年後に売り上げに貢献しそうだから採用しよう」という言わば投資です。
企業が学生を面接したときに、既に学生が自分自身で売り上げ(実績)をあげていた場合どう思うと思いますか?
答えは「既に売り上げ(実績)をあげているから会社の売り上げにも貢献してくれるはず、採用したい!」です。
実績のある学生 >>> 何も実績がない学生
上記の通りで、実績があるというアドバンテージはかなり大きいです。面接まで行って自分自身で売り上げをあげたことがあることをアピールをすれば企業側に好印象を与えること間違いなしです。
具体的にどうやって実績を作る方法
では具体的にどうやって実績を作れば良いのでしょうか?比較的に簡単に始められるものを上げておきますね。
- クラウドソーシングで稼ぐ
- ブログでアフィリエイト収益を稼ぐ
クラウドソーシングで稼ぐ
システムエンジニアを目指すなら、学生の間にシステム開発を実際に経験してみるのはいかがですか。
クラウドソーシングならPCさえあれば自宅でシステム開発の経験を積むことができます。
クラウドソーシングは「ランサーズ」「クラウドワークス」が有名です。登録は無料です。
※私も登録してますよ
「在学中にクラウドソーシングで合計10案件ほどやり、100万円を稼ぎました。実際にやった案件はPHP、Javaなどの言語を使ってシステム開発を行いました。」
例えば、面接時に上記のようなアピールができるようになりますよ。
具体的な案件の取り方は下記がマジでオススメです。無料です。
ブログでアフィリエイト収益を稼ぐ
ブログのアフィリエイト収益で稼ぐのも有効です。
「ブログだとあまりシステム的なことは学べないのでは?」と思う人もいると思いますが、このKatsuhiroBlogは何度かサイトのレイアウトを自分でカスタマイズしています。
サイトのレイアウトをカスタマイズする際に必要なのはプログラミングです。「html」「css」「PHP」というプログラミング言語を学ぶことができますよ。
「自分のブログを運営しており、ブログのレイアウトを自分でカスタマイズしているので「html」「css」「PHP」などのプログラミング言語が得意です。また日々、試行錯誤をした結果、広告(アフィリエイト)収入で毎月1万円ほど稼げるようになりました。」
例えば、面接時に上記のようなアピールができるようになりますよ。
ただ、稼げるまでに時間がかかります。私も初めての報酬までに2ヵ月かかりました。
ブログ初心者向けにアフィリエイトで初めて稼ぐオススメの方法は下記を見てください。
「クラウドソーシング」「ブログでアフィリエイト」で稼ぐことは一例ですが、ポイントは自分の力で稼いだというアピールができることです。
※アルバイトでは自分で稼ぐという点でアピールが弱い
大学生活は長いので自分で稼ぐ力を身に着けておくと今後の人生がきっと豊かになりますよ。
最後に
システムエンジニアになりたい学生向けに、現役システムエンジニアの私がシステムエンジニアになるためにオススメな大学についてお話ししました。
これであなたもシステムエンジニアになるためにはどういった大学に進むべきか参考になってのではないでしょうか。
補足:大学は自分の今後の人生を考えるうえで重要な時間
四年制大学に入るとぶっちゃけ時間が余ります。その余った時間で何をするかで今後のあなたの人生が変わってくるでしょう。
大学の余った時間をどう使うかはあなた次第です。よく考えてこれからの人生設計をしていてくださいね。
以上です。