システムエンジニアに興味がある人「将来システムエンジニアになりたいと思っている。システムエンジニアに必要なスキルを知りたい。あと、どういったシステムエンジニアを目指すべきかも知りたいな。できれば現役のシステムエンジニアに教えてほしいな」
こういった疑問にお答えします。
この記事を書いている私はシステムエンジニアとして9年ほど経験があります。年収550万で、毎月の労働時間は150時間くらいでゆるく働いています。
システムエンジニアはプログラミングスキルが必要といわれていますが、実はコミュニケーションスキルも必要になってきます。
今回は、現役システムエンジニアの私が、システムエンジニアに必要なスキルが知りたい人向けに、システムエンジニアに必要なスキルについて解説していきます。
3分ほどで読み終わりますので、どうぞお付き合いください。
それでは以下の順番で進めていきます。
- システムエンジニアに必要なスキルとは【大きく2つある】
- どういったシステムエンジニアを目指すべきか【マネジメント/スペシャリスト】
システムエンジニアに必要なスキルとは【大きく2つある】
システムエンジニアに必要なスキルは大きく以下の2つです。
- プログラミングスキル
- コミュニケーションスキル
まずはシステムエンジニアの仕事内容をざっと説明して、そのあとにプログラミングスキルとコミュニケーションスキルがどういった場面で必要になってくるか説明します。
システムエンジニアの仕事
システムエンジニアの仕事を簡単に説明すると「システムを開発して売ること」です。仕事の工程を分けてみると、下記のような感じです。
- ①どういったシステムを作るかお客さんと一緒に考える
②システムを作る方法(プログラミングのやり方)を考える
③プログラミングを行いシステムを作る
④作ったシステムをテストする
⑤お客さんに作ったシステムを触ってもらい最終確認をしてもらう
⑥システムをお客さんに納品する
上記の通り、プログラミングする以外にも、お客さんと接する機会が多いです。
プログラミングスキル
システムエンジニアの仕事の中で、プログラミングスキルが必要になってくるのは、以下のような場面になります。
- ②システムを作る方法(プログラミングのやり方)を考える
③プログラミングを行いシステムを作る
④作ったシステムをテストする
プログラミング未経験の方は、「プログラミングスキルが必要なのは重々承知しているけど、結局、どのプログラミング言語を学べばいいの?」という疑問を持つと思います。
残念ながら、現在、様々なプログラミング言語が存在するので、どのプログラミング言語のスキルが必要になってくるかは、完全に現場に依存します。
現役システムエンジニアの経験から言うと、今からプログラミングを習おうと思っている人なら、Pythonがオススメです。
※参考:初心者注目!お勧めのプログラミング言語はPython【現役SEが3つの理由を解説】
コミュニケーションスキル
システムエンジニアの仕事の中で、コミュニケーションスキルが必要になってくるのは、以下のような場面になります。
- ①どういったシステムを作るかお客さんと一緒に考える
⑤お客さんに作ったシステムを触ってもらい最終確認をしてもらう
⑥システムをお客さんに納品する
上記の作業はコミュニケーションスキルだけではなく、プログラミングスキルがベースにないとできない作業です。
お客さんにシステムの内容を説明するわけですから、どういったプログラミングをしてシステムが開発されたかを理解していた方が、説明しやすいですよね。
システムエンジニアに必要なコミュニケーションスキルは、お客さんと接する機会がないと磨くことができません。
「①どういったシステムを作るかお客さんと一緒に考える」などのシステム開発の上流の工程は、年収が高くなる傾向になります。
年収にこだわる人は、システム開発の上流の工程に関わる仕事を積極的に経験して、コミュニケーションスキルを高めましょう。
どういったシステムエンジニアを目指すべきか【マネジメント/スペシャリスト】
システムエンジニアのキャリアについて、以下の2つのパターンをご紹介します。
- プロジェクトマネージャーを目指す
- スペシャリストを目指す
パターン①:プロジェクトマネージャーを目指す
システム開発のプロジェクトを管理する仕事がメインです。
具体的な仕事内容としては、以下のような感じです。
- お客さんと直接やりとりをしてシステムの仕様を決める
- システム開発がどのくらいの規模・金額になるか見積もる
- プログラマーなどの要員を手配する
- システム開発のスケジュール・品質を管理する
そして、プロジェクトのすべての責任を負うのがプロジェクトマネージャーです。
サッカーで例えると、各選手に指示を出し、試合に負けたら責任を取る監督ですね。
プロジェクトマネージャーを目指すと、どうしてもプログラミングから遠ざかってしまうので、プログラミングスキルを磨きたい人はオススメしません。
逆に、プログラミングは極めたいほど好きじゃないという人は、プロジェクトマネージャーを目指しましょう。上流工程を担当することが多いので、年収も高くなりやすいです。
プロジェクトマネージャーになると、人を管理する立場となるので、最終的にはいわゆる管理職(部長、事業部長)になりやすいです。
パターン②:スペシャリストを目指す
「プログラミングが好き!」という人は、スペシャリストを目指しましょう。
スペシャリストは、特性分野のITスキルに強い人のことを言います。
- ネットワークスペシャリスト
- データベーススペシャリスト
- 情報セキュリティスペシャリスト
例えば上記のような感じで分類されます。
データベーススペシャリストの場合は、プロジェクトマネージャーが取ってきたプロジェクトに参加して、データベースの設計部分について、その高い専門性を駆使して、データベースを設計します。
会社にもよりますが、スペシャリストは会社に所属しても年収が上がりにくいです。そのため、最終的にはフリーランスを目指した方が年収が上がりやすいです。
高い専門性を持つIT人材になれれば、フリーランスでも十分安定してやっていけます。
今スペシャリストを目指すなら、AI技術に特化したスペシャリストになりましょう。Python、機械学習、ディープラーニングなどが聞いたことはあるのではないでしょうか。
参考:ディープラーニングの仕組みを無料で学べるチュートリアルが公開
プロジェクトマネージャーもスペシャリストもまずはプログラミングから
結局、プロジェクトマネージャーとスペシャリストのどっちを目指すべきか迷いますよね。
正直、最初のうちは、とりあえず現場でプログラミングして、システム開発の経験を積みましょう。
システム開発はプログラミングが根底にあります。
まずはプログラミングスキルを磨いて、プロジェクトマネージャとスペシャリストのどちらが自分にあっているかを考えればOKです。
まずは小さな行動から始めよう
今回は、現役システムエンジニアの私が、システムエンジニアに必要なスキルが知りたい人向けに、システムエンジニアに必要なスキルについて解説しました。
結論「“プログラミングスキル”と“コミュニケーションスキル”が必要」でした。
システムエンジニアを目指すなら、まずは小さな行動から始めてみてください。行動しないと何ごとも始まりませんからね。
具体的にはプログラミング学習をしつつ、転職エージェントに登録しましょう。
プログラミングを学習する
独学でシステムエンジニアになる方法については下記をご覧ください。
転職エージェントに登録する
システムエンジニアに強い転職エージェントについては下記をご覧ください。
以上です。