システムエンジニアの忙しさが気になる人「システムエンジニアって忙しいって聞くけど本当かな?現役システムエンジニアに教えてほしいな」
この疑問にお答えします!
この記事を書いている私は、システムエンジニアとして9年ほど働いている30代。
世の中には『システムエンジニア=忙しい』というイメージを持っている人が多いですよね。あなたも同じイメージを持っているのはないでしょうか。でも、本当にシステムエンジニアは忙しいのでしょうか?
正直に言うと、システムエンジニア全員が、超絶忙しいわけではなく、そこそこ忙しいといった感じ。
とうわけで、本記事では、システムエンジニアの忙しさが気なるのあなた向けに、現役システムエンジニアが、『システムエンジニアは本当に忙しいのか』について、解説します。
この記事を読めば、システムエンジニア全員が超忙しいわけではないことがわかりますよ。
3分ほど読み終わるので、最後までどうぞお付き合いください。m(_ _)m
それでは以下の順番で進めていきます。
- システムエンジニアはそこそこ忙しい【ほどよい忙しさ】
- 超忙しいシステムエンジニアにならない方法
システムエンジニアはそこそこ忙しい【ほどよい忙しさ】
システムエンジニアが超絶忙しいわけではなく、そこそこ忙しい理由は以下の通り。
- スケジュール通りに作業すれば残業は発生しない
- 毎日障害が発生するわけではない
- 超絶忙しいのは仕事を断れない人だけ
スケジュール通りに作業すれば残業は発生しない
システムエンジニアの仕事はシステムを開発すること。
お客さんとの契約が取れたら「よーいどん」でシステム開発を始めることはなく、事前にちゃんとスケジュールを作って、システムを開発します。
理論上、作ったスケジュール通りに作業していけば、残業なしで納期通りにシステム開発が完了します。
しかし、システム開発が完全にスケジュール通り進むことは、ほぼありません。
私はシステムエンジニアとして9年ほど働いていますが、一度もスケジュール通り(残業なし)に進んだプロジェクトは経験したことはありません。
理由は簡単。完璧なスケジュールを作成することはできないから。
スケジュール=未来予想です。未来を完全に予想することなんて不可能ですよね。
とは言いつつ、普通のシステムエンジニアであれば、今までの経験から、ちょっとした未来予想ができるようになっているので、壊滅的なスケジュールは作成することは少ないです。
私の経験上、そこそこ忙しい(月の残業時間20時間)くらいで大抵収まります。
具体例としてシステムエンジニアの平均残業時間を見てみましょう。
厚生労働省が公表したシステムエンジニアの平均残業時間は月23時間。1日1時間くらい。
こんな感じでシステムエンジニアはそこそこ忙しいといった感じです。
毎日障害が発生するわけではない
システムエンジニアは毎日障害のトラブル対応で忙しそうというイメージを持っている人が多いですよね。
実際は、そんなにシステム障害は発生しません。
今の世の中、システムなしでは生きていけないので、そもそも毎日障害なんて発生していたら、私たち生活できませんよ。
ではどのくらいの頻度で障害は発生するのでしょうか?
私は9年ほどシステムエンジニアとして働いていますが、大体、1年に2、3回くらいです。
そして、障害が発生したとしても、昼夜ぶっとおしで作業することはありません。
大体1、2時間くらいあれば、原因を特定して、すぐに復旧できるものばかり。
システムエンジニアが障害対応で夜も作業しているというイメージがあるのは、夜勤があると勘違いされているからですね。
実はシステムエンジニアに夜勤はありません。詳しくは以下の記事をどうぞ。
超絶忙しいのは仕事を断れない人だけ
他の業界も同じだと思いますが、システムエンジニアの業界も、仕事ができる人にどうしても作業が集中してしまいます。
確かに、同じ時間を与えられても、たくさんの量をこなせる人、少しの量しかこなせない人がいます。
たくさんの量をこなせる人に作業が集中するのはしょうがないことですが、ほとんどの場合、その人が許容する作業量を超える仕事を持つことになることが多いです。
仕事を断ればいいのですが、なかなか断れません。理由は「仕事を断る=評価が下がる」というイメージがあるから。
結果、仕事ができる人ほど超絶忙しくなります。
私の職場にも「頭の回転が早い」「何をやらせても高速で成果を出す」「人柄も温厚」な超優秀な先輩がいます。
本人は頼られるのが好きらしく一生懸命毎日働いてますが、出社時間の2時間前には出社し、誰よりも遅く帰る姿を見ると、ちょっとかわいそうになってきます。
他の人はどうかというと、30人中20人くらいは、ほぼ定時で帰っています。
こんな感じで、超忙しいのは一部の人だけで、普通のシステムエンジニアであれば、日々平穏に生きて行けますよ。
超忙しいシステムエンジニアにならない方法
どうせなら、超忙しいシステムエンジニアにはなりたくありませんよね。
忙しくないシステムエンジニアになる方法は以下の通り。
- 適当に仕事をする
- 優良な企業に就職・転職する
適当に仕事をする
忙しくないシステムエンジニアになるには、適当に仕事をしましょう。
こういうことを言うと「適当に仕事をするとは何事だ!」と上司に怒られるので言葉には出さないようにしましょう。まあ、死ぬほど忙しいよりマシですよね。
具体的には以下のような感じ。
残業は〇時間以上しないと自分ルールを決める
与えられた仕事以上のことをやらない
毎月2日以上は有給取得
上記を徹底してください。
「こんなことをすると周りから嫌味を言われて大変じゃないの?」
と思うかもしれませんが、意外と大丈夫です。詳細は以下をどうぞ。
優良な企業に就職・転職する
忙しくないシステムエンジニアになるには、優良企業(ホワイト企業)に就職・転職をしましょう。
具体的にどういった会社を選ぶべきかは以下をどうぞ。9年のシステムエンジニア経験から選ぶべき会社をまとめています。
最後に
今回は、システムエンジニアの忙しさが気なるのあなた向けに、現役システムエンジニアが、『システムエンジニアは本当に忙しいのか』について、解説しました。
結論は「システムエンジニア全員が、超絶忙しいわけではなく、そこそこ忙しい」でした。
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以上です。