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【働き方改革】現場目線で考えてみた【2019年4月施行】

更新日:

  • 働き方改革が2019年4月に適用されるみたいだけど、何が変わるの?
  • 自分と何か関係あるのかな?

こういった疑問にお答えします。

私はシステムエンジニアとして、9年ほどサラリーマンをやっています。役職的に上の立場なので、会社から働き方改革について現場向けに指示が飛んできました。

それをきっかけとして、私なりにどういった影響が出るかについて、考えました。働き方改革の細かいルールは抜きにして、現場目線で具体的にどういった影響が出るかについて、記事にしました。

それでは以下の順番で進めていきます。

  1. 「働き方改革」とその影響について【2019年4月施行】
  2. 「働き方改革」から考える今後の働き方
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働き方改革とその影響について【2019年4月施行】

働き方改革って具体的にどういったもの?働いている人にはどういった影響がでるの?こういったお話を以下の順番でお話していきます。

  • 働き方改革とは
  • 働き方改革による現場への影響
  • 働き方改革により今後伸びる業種

働き方改革とは

働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいきます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
首相官邸:働き方改革の実現より引用

少し難しい表現をしていますが、簡単に言うと、「経営者視点ではなく、働く人の視点で働き方を改革していきます。」と私は解釈しています。

日本政府としては、「大方針の提示法律の変更をしていくから、具体的な施策は企業で考えてね。」というスタンスになっています。

その法律の変更が、2019年4月より適用されます。その内容を見ていきましょう。

上記画像も「首相官邸:働き方改革の実現」から引用してます。現場の人に関係ある事項を赤枠で囲っています。

  • 残業時間が月45時間、年360時間が上限になるよ
  • 年に5日は有給を取得しないといけないよ
  • 1日働いてから翌日働くまでに、一定時間インターバルを設けなさいよ

特に関係があるのは、1つ目と2つ目の残業時間と有給取得に関するものだと思います。これを守れないと企業側へ罰則があります。

なお、3つ目のインターバルはあくまで努力義務となり、企業側への罰則がないので、働いている会社は本気で考えてくれないと思っています。

働き方改革による現場への影響

では次に、残業時間と有給取得に関する事項が試行されることによる影響を考えてみます。

「残業時間の上限が減って、有給取得が義務化になって、仕事の拘束時間が今までより減るんだ!やったー!」と考える人もいるかもしれません。

しかし、そう単純なものではありません。仕事の量は変わらないので、今までより短い時間で同じ作業量をこなす必要が出てきます。

「え、そんなの知らないよ。どうせ社長とか上司が何か施策をかんがえてくれるんでしょ。」と考える人もいるかもしれません。

でもよく考えてください。今まで、働いていて上司が具体的に何か施策を考えてくれてましたか?「具体的な施策は現場で考えろ!」と言ってきませんでしたか?

実際に私も今回の働き方改革で会社から「現場の作業効率を上げる施策を考えろ!」と指示が来ています。

なので、働き方改革によって今後、現場に求められるのは、

「今までより短い時間で同じ作業量をこなす方法を考える。」

ということが考えられます。

働き方改革により今後伸びる業種

では次に働き方改革により、今後伸びると考えられる業種について、お話していきます。

先ほど、申し上げた通り、「今までより短い時間で同じ作業量をこなす」必要があります。やり方として以下のようなものが上げられると思います。

  • そもそもの作業フローを見直す。不要な作業はしてないか。
  • 作業の中で自動化できるような作業はないか考える。
  • リモートワークにより、移動時間を削減して作業時間に回す。

上記、観点から今後伸びるであろう業種をお話しします。

まず1つ目の作業フローの見直しですが、思いつくのは「コンサル業」ですね。業務改善コンサルティングという分野もあるので、その分野に強い会社は伸びてくると思います。

2つ目の自動化については、やはり「システムエンジニア」でしょうか。特にRPA(Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション)に強いエンジニアは、今後重宝されてくると思います。

3つ目はリモートワークですね。リモートワークを行うツールなどを管理する会社が伸びてくると思います。また、「リモートワーク経験者」も重宝されると思います。

「働き方改革」から考える今後の働き方

では次に働き方改革によって、今後私たちの働き方はどうなるのでしょうか。こういったお話を以下の順でお話しします。

  • 副業する人が増えてくる
  • 自動化できる仕事はなくなる

副業する人が増えてくる

働き方改革により、会社にいる拘束時間が減るため、空いた時間を使って副業をする人が増えてくると思います。

また、前述には記載しませんでしたが、働き方改革の方針の1つとして副業解禁も盛り込まれているため、今後、副業を許容する企業も増えてきます。

私がやっているこのブログも副業の1つです。非常にローコストで始められるので、オススメです。始め方はこちら。

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自動化できる仕事はなくなる

自動化できる仕事はどんどんロボット(AI)がやる時代が来るので、自動化できる仕事はなくなっていきます。

特に事務職のようなパソコンに決まった操作で何かを入力する職業は近いうちになくなると思います。

逆にAIに強い人は今後非常に重宝されてくると思います。特にAIに強いプログラミング言語(Pythonなど)は今のうちに学習しておいて損はないです。

では、どうやって学習するかですが、

  • プログラミングスクールに通う
  • Pythonを扱っている企業に転職する

手っ取り早いのは、Pythonを扱っている企業に就職することだと思いますが、心配な方は、まずはプログラミングスクールなどで勉強しましょう。

おすすめのプログラミングスクールを貼っておきます。無料体験もあります。

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最後に

働き方改革による影響について、お話ししました。

  • 現場も業務効率を上げる方法を考えないといけない
  • 副業時代が来る
  • やっぱりAI技術は学んだほうがいい

というのが結論です。以上です。

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かつひろ

妻と娘が大好きな30代のシステムエンジニアです。家族と一緒に自由な暮らしを得るために、毎日ブログをコツコツ更新中。

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